「武道」他流試合
月刊『武道』10月号に、少々「他流試合」のつもりで寄稿しました。本誌の連載企画である「武道の可能性を探る」の一編として書いたのは、「南極で学んだ『間合い』――極限環境から考える武道の可能性」。武道の専門家でもない私が、南極越冬の経験を材料に「間合い」について考えるという、なかなか大胆な企画です。
誌面には、昭和基地で稽古する「昭和基地剣友会」の写真も使わせてもらいました。写真を提供してくださったのは、第53次南極地域観測隊でご一緒した三機工業の門田さん。同じ北大繋がりでもあります。門田さんは、この春に剣道六段に昇段されたとうかがっていました。南極という場所にも、こうして武道の稽古を続ける人たちがいる。考えてみれば、それだけでも「極限環境と武道」という組み合わせには、なかなか面白いものがあります。
この月刊誌の発行元は日本武道館です。弊学が入学式や学位授与式で毎年お世話になっているご近所さんでもあります。九段界隈で日頃から見慣れている武道館から、まさか自分のところに「武道について書いてください」という球が飛んでくるとは思いませんでした。編集後記でもこの拙稿に触れていただき、門外漢の原稿をこうして丁寧に扱っていただき、ありがたいかぎりです。
南極と武道。ずいぶん遠い組み合わせに見えますが、書いてみると、極限の場で他者や自然との距離をどう保つか、風や雪や氷の気配をどう読むか、自分をどう制御するか、といったところで意外につながってきます。
たまには、こういう他流試合も面白いものです。
誌面には、昭和基地で稽古する「昭和基地剣友会」の写真も使わせてもらいました。写真を提供してくださったのは、第53次南極地域観測隊でご一緒した三機工業の門田さん。同じ北大繋がりでもあります。門田さんは、この春に剣道六段に昇段されたとうかがっていました。南極という場所にも、こうして武道の稽古を続ける人たちがいる。考えてみれば、それだけでも「極限環境と武道」という組み合わせには、なかなか面白いものがあります。
この月刊誌の発行元は日本武道館です。弊学が入学式や学位授与式で毎年お世話になっているご近所さんでもあります。九段界隈で日頃から見慣れている武道館から、まさか自分のところに「武道について書いてください」という球が飛んでくるとは思いませんでした。編集後記でもこの拙稿に触れていただき、門外漢の原稿をこうして丁寧に扱っていただき、ありがたいかぎりです。
南極と武道。ずいぶん遠い組み合わせに見えますが、書いてみると、極限の場で他者や自然との距離をどう保つか、風や雪や氷の気配をどう読むか、自分をどう制御するか、といったところで意外につながってきます。
たまには、こういう他流試合も面白いものです。