北方ルート工作2

image昨日に引き続き,北方海域へのルート工作.昨日の結果を7月11日撮影のENVISAT SAR画像(Cバンド・波長5cm)に重ねたところ,5月に流されなかった古い海氷の上を移動していたことが判明(緑の線).終点付近で迂回した氷山が決め手になって,画像にGPSデータを正確に合わせることができたことによりはっきりした.

実はこのルート,ドリフトやら乱氷やらで,走行がかなり大変.なによりも,道板を渡さなければ越えられないような幅のクラックもある.というわけで,本日,もっと良い海氷面に作り直すことにした(今日のルートは赤の線).

今日の海域は一度開いているだけあって非常に平ら.積雪も少なく走りやすい.ペンギンセンサスでも使えるように,ルッカリーのあるオングルカルベンを経由して北上するように設定した.

持ってきた旗竿を全て使い切ったところで引き返す.フィールドアシスタントによれば,越冬開始直後に1200本余り作った旗竿は「もうない」とのこと.通路棟での旗竿作りがまた始まる.とりあえず,残り物をかき集めてもらって,明日の延長作業に備える.