Beyond IYM

今日一日かけて,国際山岳年(IYM)のホームページを更新.

自分が管理している公式Webサイト群はけっこうあるが,これらをのきなみバージョンアップする計画.これまで,自分のホームページをせこせこいじっていたのは,それらの公式サイトに手を入れる前のテストを兼ねていたのであった.だから,IYMのページも,自然と私のサイトにそっくりになるんである.

同様に,今後改編するサイトも同じような見栄えになる可能性が高い(要するに手抜き).

話は国際山岳年にもどるが,2002年の国際山岳年からはや一年が過ぎようとしている.今後最低10年間は,IYMの一年で培ったものを発展させていくよう努力しよう,という趣旨で.12月11日を「国際山の日」として記念していくことになったらしい.

なんでこの日なのかはよくわからないが,日本じゃ師走の多忙な時期でしかも冬.「国際山の日」を国民の休日にすることなどまず不可能だろう.それに,山を考える催しを行うにしても,こんな時期じゃ盛り上がりに欠けるだろうと思う.忘年会を兼ねればなんとかなるか…

まあ,国連で世界の見識者たちが決めたんだから仕方がないんだけど,日本の事情にはあいそうにないな.


ネット管理

大学のネットワークを管理している情報基盤センターから,うちの講座のマシンが135portがらみのワームに感染している可能性がある,と警告がきた.

どうも,しらみつぶしに駆除を依頼しているらしい.管理者もたいへんだ.


Mac

東大の教育用計算機システムの端末として,大量のMacが導入されるそうで,マスコミや巷の会社でも話題になっているらしい.

私は16年来のMac使いで,現在もMacなしの生活は考えられない状態.

かつては,Mac使いとして,盛んに知人にMacを薦めていた時期もあったけど,ある時期からなんだか積極的に薦める気がしなくなってしまった.それは,「しょせん世の中じゃMacはマイナーだ」というあきらめもあったし,ジョブス氏が戻るまでの一時期にApple自身が質的にも価格的にも変なハードを出していたこともその理由の一つ.

そうこうしているうちに,大学院ではパソコンを個人で所有することが必須の時代になった.必須といっても,院生にとってパソコンはそんなに安い買い物でもないわけだし,やがて社会に出ていく院生にとって,汎用性という意味ではWinが圧倒的に有利である.そういう時期に助手になってからというもの,教官としての立場で必須の道具としてMacを院生に押し付けるのもどうか,という意識も働き,ますます人にMacを薦める気がしなくなった.さらには,自腹を切らせる以上は本人の意志で好きなものを選べばいいじゃない,そして結果に満足するも後悔するも自己責任で,という投げやりな気持ちもあったことは確か.

しかし,BSDベースのMacOS Xになってから状況は一変したように思う.ハード面でも,トータルでみればコスト的に十分性能にみあう機種を出してきていることも評価できる.東大が導入を決めたから,という訳ではないけれど,その影響で世の中が「Macもわるくないな」と見直す方向にあるのならば,卒業して社会に出ていく院生諸君にも薦めてもいいかな,と思うようになった.昨今のWinのセキュリティホール騒ぎやMSの無責任ぶりに,多様性を欠いた社会のぜい弱性を見ているような気もして,大学院ぐらいはWin以外のOSを使わせてもいいんじゃないか,と思うようになったのも理由の一つ.

私がUnixを勉強しはじめたのは,Macを使いはじめた頃とほぼ同じ時期であったが,当時はパーソナルツールとしての実用性からするとMacにくらべてUnixはまったく使い物にならなかった.なによりも,その設計思想というかアーキテクチャーというか文化というか,そういうものがほとんど理解できなかった.もちろん,Unixを理解しておけば世界がぐっと広がるであろうことだけは分かってはいた.現実的にも,Unixを使わざるをえない状況にも直面していたので,私とUnixとの間にあるこの壁を打破しようと,買い込んだ解説本は何冊に及ぶことだろうか.

ところがMacOS Xが登場してから,一気にUnixの世界が理解できるようになった気がする.まだ本当に全部を知ったわけではないけれども,その文化や思想といったものが分かりかけてきたのだ.その架け橋になってくれたのがまさにMacOS X.OS9までのころは,UnixはMacOSの対極にあるもの,とさえ考えていたのに…

汎用性という観点でMacを薦められるようになった理由は,まさにBSDベースのOSとしての汎用性がMacOS Xにあることに尽きる.そして,Macという外皮を被っていることで,Unixへの世界への入り口の敷居がずっと低くなっているような気もするのである.

これからはまた,Macを積極的に薦めることにしようかな…


寒い

寒い.スチームの暖房はまだ入らないので,今秋初めてガスストーブをつけ,ほわっとする暖気にしばしなごむ.帰宅途中に冷えた夜空を仰いだら,今夜も火星と月が寄り添っていた.

今年のノーベル医学生理学賞は,MRIに関する発見だそうで,これ,この前の精密検査でお世話になったばかり.

「大学が独立採算になれば割を食うのは文学や基礎科学だと思う」…小柴さんがつくった「平成基礎科学財団」の今後に期待.


ワイヤレス

母校の中学校から,来月はじめに開催される文化祭での講演の依頼が来た.その内容を練っているところ.

話術だけではとても自信がないので,KeyNoteを使ってビジュアルに話をする戦略.体育館での講演になるので,おそらくプロジェクターは演台から離れいているにちがいなく,パソコンも手元に置くことはできないだろう.

ということで,リモートでプレゼンを操作すべく,最近発売になったワイヤレスキーボードを購入.

大学で,廊下の端にMacを置き,もう一端に立ってキーボードを操作.ずっとむこうにあるMacの画面で指示どおりにKeyNoteの画面が次々とめくられていく様子は,なかなか快感.

仕様では10mの距離まで動作するということだったが,おそらく実験した距離は15m以上はあると思う.これなら,体育館での発表も大丈夫だろう.


The Ig Nobel Prizes

田中耕一さんの衝撃的なノーベル賞受賞の知らせから,はや一年が経過した.個人的にも結構つながりがあったりして,エキサイティングな一年だった.

そして今年も,富山の企業が快挙を成し遂げていたことを知った.エドモントン滞在記(10月8日)でも紹介したThe Ig Nobel Prizesを今年6月に受賞していたのである.

正確には,カラスなどを寄せつけない特殊な銅合金を開発した金沢大理学部の広瀬教授が「化学賞」を受賞した,ということなのだが,その共同開発相手が,富山の「北陸テクノ」という会社であるという.


やわ肌の…

先月はじめに検査入院し,検査では異常なしだったにもかかわらず,退院してきてからというもの,妙に体調の悪い日が続いた.さんざん切った張った(出した)されたのがいけなかったのか,,,

日高の調査から帰ってからは,一転してなんとなく調子が良くなった気がする.フィールドで,良い空気と水(と天然のイワナ)を思いっきり補給してきたのが効いたのかもしれない.やっぱり研究室にこもっているのは性に合わないのか...

山口大の加納隆教授のページに「パソコンとめて野に出よう」と題して詠んだすばらしいパロ歌があった.

「やわ肌の,あつき血潮にふれもせで,パソコン画面でピコピコやる君
(与太野鉄管)

...私もすっかり日高の「やわ肌」に癒されてきたというわけ. (紫)


フィールド観測のイロハ

昨日に引き続き、GPSのテスト.

雨が降ってきたので,慌ててセッティングしたら,みごとにデータがとれていなかった.ゼミや雑用の合間にやっていたので,データを回収してみて気付いた時にはすでに日が暮れて,しかも横殴りの雨となっていた.今日はもうやる気がしないので,また明日.

現場では,寒かったり風があったりしてもっと厳しい環境のはずで,そういう状況で間違いなく自動観測機器のセッティングをする技量をもつことは,フィールド観測のイロハ.

本番では失敗しないように,初心にたちかえって,もう少しカンを取り戻す訓練をしておこう.


GPS

今日から10月

11月下旬からでかけるパタゴニアで使うGPSのテスト.
いきなり解析ソフトのインストールでつまづき,深夜まで作業するはめに.

どうもWin+ハードキーってのは気に入らないんだよねぇ.


雨降り調査

日高調査から帰札.

29日は大雨警報が出ていたので山に入るのはあきらめて,十勝の海岸に津波の痕跡を見に出かける.

まだ余震が続いているというのに,海岸には釣り竿の列.これには行政側も苦慮しているという報道があるが,全く意識が低すぎる.こういう状況を登山のほうに例えればどうなるんだろう,と思ってみたり...

十勝港の構内の噴砂. 浜大樹の浜に残る津波時の潮位(平川教授が立っている位置が最高位で3m超,その下の草の列が第2波か?). 今日は一転して良く晴れた.エサオマントッタベツ川で,青空に映えた紅葉がきれい.けど結構寒い.

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