Wiki再び

帰国してから数日,越冬ぼけした頭に容赦なく,怒濤のごとく流れ込んでくる仕事と予定をさばくのに苦労している.昭和基地Wikiを使った業務管理スタイルにすっかり慣れてしまったので,昭和基地Wikiを大学での仕事で使えるように改造して使い始めることにした.やってみると結構快適.

今夏の作業で昭和基地内の基幹ネット部分はギガネット化されたけれど,我々がいた頃はまだ10-100Mbpsで,ルーティングの問題などもあってLANであっても実行速度は今ひとつだった.日本で同じWikiを使ってみて,昭和基地にいたときよりも快適に感じるのだけれど,ネットの速度とサーバーの能力に差があるからに違いない.

昭和基地がインターネットで世界と常時つながっていることに感動していたとはいえ,日本のブロードバンド環境と学内のギガLAN環境に戻ってみると,1Mbps程度の速度でよくやっていたものだ,とつくづく思ってしまう.それでも,ギガビットで進行する世界よりも1Mbpsでのんびり(いや,じっくり)物事に取り組むことができた生活のほうがよかったなぁ,なんて,昭和基地の暮らしがもう懐かしくなってきてしまった.