痛み分け
昨日よりも一段と暑さが和らぎ,今朝は10度台.肌寒く感じるくらい.今日は,今月末の一大行事のための極秘業務をこなす一日.
昨今の防衛省がらみの「刺し違え」「痛み分け」「第三者」っていう決着はどこかでもあったようなないような出来事でもあるけれど,この一件で報道される次官クラスの悪人顔を見ていたら,こんなのが日本の防衛を仕切っていたのか,と恐怖してしまった.
お盆の時期は前の大戦のドキュメンタリーや映画が放映される機会が多い.そういうのに出てくる軍幹部は歴史に名を残す人物として描かれている.物語として美化されていることを差し引いても,それなりに人となりが語り継がれていることを考えると,当時の日本軍のほうが気概も責任感もあって人格的には上だったのではないかとつくづく思う.
不思議なのはこの騒動を伝える報道の姿勢.お盆のこの時期恒例の終戦記念番組を大量に流して,戦争の悲惨さを伝えることを忘れないように,とさんざん伝えているその時に,まさに現実世界で「戦争」に直接関わる省庁の問題が起こっているというのに,単なる大臣のスキャンダルとしてワイドショー的に報道することに終始してしまっている.こうしてコントロールを失って戦争へと進んでいくんだ,という具体性も危機感もまったく伝わってこないのである.この落差はいったいなんなんだろう?実は政治よりもこっちのほうが問題かもしれない.