再履
11/29にしゃべったゼミの続き.つまり再履ゼミ.
このゼミ,北大内の有志が集まって開催されているPAGESゼミなんである.参加者は海洋地質・アイスコア・年輪・地形など,専門は幅広く違うけれども,古環境変動復元という大目標で共通する研究者.お昼ご飯を食べながら,話題提供者のプレゼンを聞いたり議論したりするという企画.私はこれに前々回から誘われて参加している.
今日は,私の提供した氷床変動の話題でなんとなく盛り上がった後,それぞれの講座でやっている普段のゼミや専攻・研究院のどのゼミよりも,このPAGESゼミが近場では一番白熱できるという意見まで飛び出す.私のつたない話でも,そう言ってもらえるのは嬉しいことだが,ここは研究所ではなく大学院なのだし,私自身も,このような話題で院生と議論しながら指導していく機会がないことに一抹の寂しさを感じてしまった.
結局「PAGESの王道をいってる日本人研究者はほとんどいないよね」ってことで,バラバラに存在する研究者の意識をまとめて,この業界を引っ張る論客レベルの議論と目標意識をコンセンサスとして構築していく必要性を認識したところで一致.
極地研がらみの最近の展望を鑑みるに,私としては,PAGESレベルで日本の南極観測が表舞台に出るのは相当難しいような気がしている.PAGES的には,南極が今まさに上げ潮の注目度を獲得しつつあるだけに,なんともいたたまれない気持ちになった.