チャンスは準備された心に降り立つ

今日から新年度.さっそく広報委員の仕事.

数年前にコントリビュートしたINQUAのスペシャルシリーズの「Quanternary Glaciations Extent and Chronology」に追補版を作る計画があるようで,編者から「参加しないか」というメールが来た.あれを書いた当時は,GISで日本の氷河地形をとりまとめてアトラスを作ろう,という機運が盛り上がっていて,ノリノリだった.けれど,その後,科研費は何度出しても通らない,後継者は育たない,自分自身がどん底に落ち込む,そして南極逃避,と続いて,さっぱり進展もなかったし,機運も萎んで...という経緯をたどってきた.

そして今,科研費でもくろんでいた機器はGCOEのおかげで導入できたばかりだし,私の気持ちもちょっと持ち直してきているし,このタイミングでこのお誘いが来たというのも,何かの因縁なのだろうと思う.残念なのは,追補すべき進展がさっぱりないことや,新しく導入した機器がまだ本格稼働する状態になっていないこと.機器の導入がもう一年早ければ,今回のオファーにも胸を張って提供できる材料はすでにそろっていたはずなのに...と考えると,ちょっとタイミングがずれていたかも,とも思ったりする.

“Chance favors the prepared minds !”,というのは,こういうことも含まれるのかもしれないなぁ,とも思ったり.