ネパールの地震災害をどう伝えるか

連休初日の祝日であってもコマ数確保のため講義実施日なんですねぇ.

自然科学特講1_20150429ネパールの地震災害.001ネパールで進行している破局的な災害の情報が入ってくるにつけ,地球科学に携わり彼の国と関わりをもった者として,少しでも手助けしたいという気持ちが募ります.しかし,なかなか実行に移せないもどかしさを強く感じています.このフラストレーションを,担当する講義で学生達にぶつけてきました.

今回の地震のメカニズムのこと,カトマンズの世界遺産の被害のことエベレストBCの雪崩のことOSMのクライシスマップの動き,伏見さんの現地レポートランタン谷のこと,永井君のDigital Globe衛星写真解析のこと,メディアリテラシーのこと...しっかり準備はできませんでしたが,地球科学を専門としない社会学や福祉学を学び始めたフレッシュマン達の心に,場末の地球科学者の嘆きが少しでも届けばと思って...

「もし君たちの中に私と同じもどかしさを感じた人がいたら,まず自分の未熟さを自覚して大学で学ぶモチベーションに変えてください」担当している3つの時間を使って,延べ500人の学生にこのメッセージを伝えることができたと思います.そんなふうに押し売りされた学生はたまったもんじゃないとは思いますが,中には目の輝きがみるみる変化していった学生がいたことも確かで,それは嬉しい反応でした.


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