雪かきトラウマ

丸二日続いたブリは結局B級.休日日課の土曜日だけれど,午後から総出で雪かき.ブルやバックホーの講習を受けて初めて運転する隊員も.

私はドリフトが大量に付くことで有名な衛星受信棟があるのでスコップを持って手作業の除雪.隊の中では老齢組ながら,雪国育ちの除雪技でもって,若い隊員には引けを取らない働きをしたつもり.実際,南国育ちの隊員も多いので,「まだまだ甘いな」などと思いながら,要領だけは勝った気分でいる.

どこかで雪かき仕事をするたびに,田舎で老体にむち打って豪雪と戦っている親の姿が脳裏に浮かんできて,へんな罪悪感にさいなまれるんだよねぇ.一緒に雪かきしながら,ある雪国育ちの隊員とそんなことで意気投合してしまった.こういうのは田舎を出た雪国育ち共通のトラウマなのかもしれない.

ドリフトの雪かきに思う豪雪の郷里(いなか)の親はつつがなしやと

除雪の後,西の浦に行ってGPSブイの無事を確かめてバッテリーとロガーを回収する.その他の基地の施設にもめだった被害はなかった模様だが,夕食時に気象隊員から基地西方の海が開水面になって氷山が動いていたのを目視したとの情報が入る.ということは基地から見渡せるくらいの距離で海氷がなくなったってこと...こちらの被害のほうが深刻