道板テスト
小型・軽量・可搬性を目指した新方式の「道板」の試験を実施し,建築で使う金属製の足場がどの程度「道板」として使えるかを試した.従来の道板にくらべて,強度や耐久性には劣るけれども非常用として携行するならなんとか使えるということが分かった.
雪上車をクレバスや海氷の割れ目の上を通す手段として「道板」と呼ばれるものがある.雪上車のキャタピラ幅の3-4m長の丈夫な板を割れ目に渡して橋掛けする方法で,常套手段として使うには危険なやり方だけれど,困難を切り抜けるには有効な方法である.
これまでJAREで使われてきた道板は,長くて重く,運搬には2tソリが必要で,ちょっとした外出や小編成のパーティには負担が大きく,持ち運ぶと機動性に欠けるという欠点があった.それでも,安全性を考えると,道板を携行することを必須にしたほうがよい,という議論もあって,実効性について検討していたところである.
やってみて有効ならば積極的に導入していこう,という体制がなかなか良い.