水中ロボット
試験第2ステージ.待ちに待った水中ロボット(ROV)「CANOPS1号」が南極デビューする日.
ROVを潜航させてすぐに,目標にする光源のフラッシャーが点灯しない,と言われて操縦役の私は思わず一瞬焦った.けれども,トランスポンダの位置情報に助けられて,すんなりと200m先の直径60cmの孔にROVを浮上させることができた.潜航しながらROV搭載のカメラ画像を見ていて,海氷の下が思いの外明るいのかったのが印象的.
これで海底物探用のワイヤー通しは大丈夫.ワイヤーを水平に回すウィンチも順調に動いて,今日の目的はほぼ達成.
下の写真は,観測ソリ内に設置したROV操作用機材.精密な電子機器が多いので,ソリの中を温めてから使用する.モニターに表示されているのは,ROVの「目」となる搭載カメラから,氷上の様子を見ていることろ.
「割に合わない」と書いたからかどうか分からないが,南極展への協力のお礼として,南極展の図録やなんかをいただけることになった.家族とも話をさせてもらったし,十分見返りはいただいたと思う.

