みんなのために?
試験監督終了.天候にも恵まれて,大きな混乱もなかった模様.
日が暮れたころに研究室に帰ってきたら中が異様に暑い.いつもは暖房が切れて冷え始める時間だけど,今日は受験生のために時間を延長して暖房をかけているのかもしれない.
このサイト,ここしばらく「カンニング」という検索語でやってくる数がトップを占めていたが,今日はちょっと様相が違う.たぶん,-40度でのS.I.事件が発覚した性だろう.
昭和基地では,長期の野外活動から帰着した隊員たちに,なによりもまず入浴を勧める.「みなさんご苦労様でした,はやく風呂に入ってください.あなたたちのためではなくて,我々のために」,なんて冗談めかした館内放送を流していたことを思い出す.こういうウィットとさりげない気遣いが閉鎖社会での人間関係には重要だったりするのである.
快適になった基地では,もう昔のストイックな感覚は薄れている.起こるべくして起こった事件だし,多少なりとも同様のことはこれからも続くだろう.モラルに訴えるのも大事だが,閉鎖社会でのプライバシーのあり方からも,個室の壁は厚くするべきだと思うぞ.二人のためじゃなくて,壁の隣やそのほかの隊員のために…