聞いたような話
地質学会のニュースレター.いつもは封筒から出してすぐに茶飲み部屋の書架へ直行なのだが,今月号は先日札幌であった学会関連記事で読みどころが多く,自宅まで持ち帰る.中でも「日本の地質学者はいつから愛を失ってしまったのか」と題した東大磯崎教授の学会賞受賞記念講演録は非常に面白かった.近年の業績主義批判にはじまって,クーンのパラダイムシフト論まで,地質学者だけあって,都城秋穂の「科学革命とは何か」が出てくることまでは読みながら予想は出来たが,なんとなくどこかで誰かがうんちくをたれたことのあるような話にも似て非常に共感できた.
講演録音を元にした記事と言うことだが,ニュースレターにはそぐわないA4版6ページにわたる大作である.