熊笹の謎解き
のどかな日和.下の子と北大構内に散歩にでかける.すっかり散歩の定例コースになっている北大総合博物館に立ち寄り「ライマンと北海道の地質」をのぞいてきた.地質学教室の学生だった頃,講義で,北海道の地質調査の黎明期の話を聞いた.その時に
「北海道の地質調査を困難たらしめているのは,凶暴な羆の恐怖でもなく,険しい山河でもない.それは背丈を越える熊笹である」
と先人が言い残したという話を聞いた記憶があるのだが,それがライマン一行の調査だったのか,神保小虎による調査だったのかはっきり覚えていない.当時は現在の博物館も現役の理学部として使われていて,南側の階段には大きな北海道の地質図が掲げられていたのを覚えている.講義を受けた教授の話では,その地質図の片隅にこの文言が記されているということだったように記憶しているのだが,もうその地質図もそこにはないので調べようがない.
そこで.ライマン展にヒントとなる資料があるかもしれない,と期待したのだけれど,会場内をちょろちょろと徘徊する息子に気をとられて,じっくり見ることができなかった.今度は一人で行ってちゃんと見てこよう.
入り口では,札幌市の洪水ハザードマップを無料配布していた.うちの院生の研究テーマでもあるし,一応いただいておくことにする.