うるう秒
仕事始め.修論第一稿の修正があがってくるのを待っていたけどやってこなかった.明日はしっかり確認しよう.
そういえば,元日のはじめに「うるう秒」があった.正確には,協定世界時(UTC)の2008年12月31日23時59分59秒,つまり日本時間の2009年1月1日8時59秒に一秒が挿入されたということ.
昭和基地で越冬していたときも,2006年のうるう秒の調整に出くわした.地震観測や気象観測など,昭和基地でやっているような定常観測には,時間や時刻を厳密に管理しなければならないものもたくさんある.昭和基地で担当していたVLBI観測なんかに至っては,水素メーザー時計を使って高精度の秒刻みを管理していた.原理的に時間が重要なGPSは,セシウム時計という原子時計の一種を搭載しているので,GPSが送ってくるシグナルでPCの内部時計を同期させるようなことも行われている.そういうわけで,昭和基地にはGPSのアンテナがあちこちに取り付けられていた.
水素メーザーやセシウム時計などの原子時計は「刻み」は正確だけれど「時刻」は必ずしも正確だとは限らない.実際の所「時刻」にはUTC・JST・UNIX-Timeなどいろんな時刻がある.世界中で時計を同じ時刻に同期させるには,どこかの基準に合わせる必要があるのだけれど,詳しいことはよく知らなかったので,日本の時間管理元で南極観測にも参加してるNiCTさんなら見つかるだろうと思ってみてみたら,しっかり解説してあった.
だからどうした,ってわけじゃないんだけど,昭和基地で観測機器のお守りをしていた頃が懐かしくなった次第.