コンターラインの呪縛

雑用続きの細切れの時間をつないで,今日もLPS.メスマークを地表面に当てながらコンターラインを追跡するという,従来のアナログ的なやりかたについて検討.

地表面を電子的に再現することを基本とするGISマッピングの時代において,コンターラインにこだわるのは保守的なのかもしれない.このLPSシステムでも,結局のところ,コンターラインはTINから二次的に発生させられるものになり下がっているのだから,今後メインの手法としてGISに入れ込んでいくには,いつかどこかで,コンターラインの呪縛を振り払う必要がある.

さて,「人間の視覚」という感覚器官と脳内イメージをセンサーとする「ステレオ実体視」というシステムは,どこまで信頼できるのだろう.これを疑うことは,地形認識という人間の科学的行為そのものを疑うことにつながるハズだ.主観的かもしれないけれど,実体視で見えたモノそのモノがソウなのだから,これ以上疑いようがないのではないか?しかし,人間の視覚には「錯覚」という落とし穴があるということも考慮すると,脳内処理とは無縁の機械的なセンサーのほうを頼りとすべきなのかもしれないとも思ったり...でもその機械的センサーの正しさを検証するのは,やっぱり人間の主観的な視覚だったりして?

仮想3D空間を覗きながら,そこに見えているモノの地形学的本質について,あれこれと考えてしまう一日.これで今夜も眠れない...