50周年

雪氷学会北海道支部設立50周年記念行事.支部総会にはじまって,新期理事会,学会長ほかを招いた記念式典,宇宙と南極に関する最先端の科学の講演,祝賀会,と,てんこ盛りの一日.

北海道支部が設立された当時,タロ・ジロが生き残っていた朗報を南極観測隊が持ち帰ったばかりで,支部設立総会の会場に,できたてホヤホヤの記録フィルムが朝日新聞の社用車で運ばれてきた,というエピソードを聞く.雪氷研究の本拠地でもある北海道に設立された支部活動への期待が大きかったことが伺われる.

別会場を設定しに中座して,講演会は全部聞けなかったけれど,これもまたおもしろかった.学生・院生にも是非聞いて欲しい内容.でも残念ながら若い聴衆は少なかった.こんな面白い話をただで聞けるというのにもったいない.さんざん宣伝したにもかかわらず,それでも来ないというのだから,いったい彼らの興味はどこにあるのか,ほんとに気が知れない.

50周年ともなると,我々の世代がまだ生まれてもいないころに始まったことになる.自分たちが50年間やってきたわけではないので,ただただ,先人の偉業を偲んで,その系譜の末端にいるありがたさを感じるのみ.

私自身の話として,研究内容じゃなくて,こんなのを仕切ることばかりうまくなってもしょうがないんだけどなぁ,と思うこの頃.