Dropbox
「Dropbox」にハマッている.以下,使い方のパターン.
- 1) 個人で複数のPCを所有(あるいは複数のPCにアカウントを設定)していて,どのPC(アカウント)にも常に同じファイルを置いておきたい場合.
- 2) 他人どうしで常に一致したファイルを共有していたい場合(共有フォルダー).
- 3) ちょっと見せたいと思う写真をギャラリーで一時的に公開したい場合.
いわゆる「クラウド」とはちょっと違って,ローカルなPCにも完全なコピーができる.だからローカル側のディスクスペースを空けて節約する,というような用途を期待する人には不向き.むしろ登録しているPCの数だけ同じファイルが増殖することになるのでインフレを引き起こすと考えてよい.実はこれって.メールの添付書類で同じファイルを大量にばらまくのとやっていることは基本的に一緒なんだよね.けれども,こちらのほうが数段スマートで簡単だという理由はたくさんある.
なにより,フォルダに突っ込んでおくだけで最新版への同期や編集履歴の保存までやってくれるのがいい.メールでファイルをやりとりしていると,あちこちにいろんなバージョンのファイルができてしまって,協働中のファイルを最新版に保つのが大変だからね.Google DocumentみたいにWeb上でやってしまうという手もあるにはあるけれど,私の経験では,Google Docですんなり協働に応じてくれた人はこれまでほとんどいなかったし...まだクラウド上のファイルをWebアプリで共同編集するってやりかたには,ユーザーの意識がついて行っていないような気がする.とにかくファイルを入れておくだけで自動的にローカルに同期させてしまう,というDropBoxのやりかたは,スタンドアロン的な使い方に親しんできたユーザーを協働に誘うには,敷居をかなり下げてくれるだろうと期待できる.
強制的でインフレちっくなシンクソフトということで,回線のことやデータ転送速度が気になるところだけれど,そこもよく考えられていて,シンクさせるべき同胞がLAN内にいるときは,WANのどこかにあるDropBoxサーバーへのシンクよりもLAN内どうしでのシンクを優先させる仕組みになっている.このため素早くファイルを転送できてWAN側への負荷も少ない.よく考えられていると思った.
実は,最もオーソドックスな使用例と思われる1の方法は私はあまり使わないかな,と思っている.今の自分のスタイルからいえば,2や3の方法のほうが必要になる場面が多いと思われるからだ.だた今後「私物PC持ち込み禁止」とか,最近の「全学PC中身調査」なんてことが主流になってくるようなら,メインのマシンは自宅にあって,職場では与えられたマシンを使い,両者のつなぎを1の方法で対応する,ということにはなるだろうと思う.
残念ながら日本語版はないのだけれど,それほど難しくもなく,使い勝手はすこぶる良い.結構おススメ.