南極観測隊越冬隊長として夢や憧れが現実と繋がっていることを伝えたい

今夏は,ワクチン接種もまだで,北海道ゼミ合宿もせず,好きな沢登りにも行かず,ひたすら感染防止につとめて,極地研究所と自宅を淡々と往復する日々を送っています.
 南極研究界では随一の重鎮だった吉田栄夫先生の訃報が飛び込んできました.同じ専門の地理分野の教授として,最初にJARE34で南極に行った30年前からずっとお世話になりっぱなしでした.南極観測草創期から一時代を築かれ,最近まで生き字引としても活躍されてきた大先生なのに,家族葬ですまされたとは,コロナ禍がなんともうらめしいことです.
 そういえばJARE34当時は,第一次観測隊長の永田武教授が亡くなった年に遺骨を携えて晴海埠頭を出航したのでした.永田教授の愛弟子であった佐藤夏雄越冬隊長から袈裟を持ってくるよう指示されて,越冬中に永田ケルンをオングル島に建立して法要をさせていただきました.
 今回は,吉田先生のご供養となる何かをしてこようと思います(合掌).
 おはずかしながら,先日,本学総長と対談させていただいた記事がWebサイトに掲載されました.話したこと全部が記事になっているわけではありませんが,ゼミごとお世話になっている「地平線会議」に触れたことも記事に採用してもらいました.
【教育者として、南極観測隊越冬隊長として夢や憧れが現実と繋がっていることを伝えたい : ボイス : HOSEI ONLINE : 読売新聞オンライン】