帰国して約1週間.まだシャバに順応し切れていないのに,いきなり学会出席やゼミ募集説明会などで,強制的に国内での仕事が始まりました.怒濤のように流れ込んでくる刺激が多すぎて頭が混乱しています.
 加えて帰国報告準備や昭和基地に残してきた作業を逆リモートで片付けたり.
 情報収集の過程で,留守中に世の中で進んでしまったことで驚愕したことの一つが「ChatGPT」.これは学生を教える側としては戦略を大幅に変更しなければならなくなるな,と完全に頭を揺さぶられています.
ChatGPTの実力がどんなものかすごく気になったので,勝負を挑んでみました.一応勝った気にはなれたので,あとはその特質をつかんでうまく使いこなす方に回るまでです.
 以下,南極帰りの私がChatGPTに挑んだ「ある質問」へのChatGPTの回答です.「研究者からのインプットが必要」と言わせてしまったところが勝負のつきどころだと思ってます.私も頑張ります.
 ChatGPT>>〝申し訳ありませんが、私が知る限りでは、最近トッテン棚氷からの流出に関する情報はありません。ただし、トッテン棚氷は長期間にわたって縮小しており、その結果、氷棚から流出する氷の量が増加している可能性があります。
 トッテン棚氷は、南極大陸の西側海岸に位置し、海水面上昇に影響を与える重要な役割を果たしています。そのため、トッテン棚氷の状態や変化に関する継続的な監視が重要であり、多くの科学者がこの地域での研究を行っています。今後もトッテン棚氷に関する情報が入手でき次第、随時更新していきます。