定刻発車

連休明けの仕事再開.

道新に修了生の記事.DではMの研究は続けないらしい.今後のご発展を祈る.

今月末に回ってくる「北海道学」の講義の準備.テーマが漠然としすぎていて,なかなか焦点が定まらない.午後は,セーフモードから復帰しないパソコンやネット関係の苦情処理でつぶれる.

結局,買いだめしていた文庫本に手が行くことに.

手を伸ばしたのは「定刻発車—日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか?」新潮文庫 三戸 祐子 (著).

今世間を騒がせている例のJR西の事故(平成17年4月25日発生)のために書かれたような本なのだが,実際にはすでに平成13年に刊行されていたものを今年の5月1日付けで文庫化したものであり,そのタイミングの良さには驚かされる.そしてなによりも,今回の事故について,マスコミを通じて日夜報道され続けている様々な解説や見解のほとんどが,すでにこの書によって明らかにされていることにも驚嘆するのである.

私はてっちゃんではないが,一応地理学を学ぶものとして,鉄道研究とはまさに時空と人間の問題としての地理学であり,究極的には社会のあり方を究明する窓にすらなるのだということを認識させられた.