氷河と電車の混雑
「北海道学」の講義の準備やらGWのテストやらでなかなか論文が進まない.「進まない」というのは「進める気がない」ってことなのかもしれない,と自己反省してみたりもする.
懸案の論文はオージャイブに関するもの.ふと,寺田寅彦の「電車の混雑について」という随筆を思い出した.
人々が,我先にと時間を惜しんで早く来た電車に乗り込む心理が,自然物にも存在しているとは思えないが,混んだ電車のあとに空いた電車が来るという法則は,氷河表面のデブリの分布にも当てはまるのである.それが,今書いている論文.
夕刻,JARE45で越冬した清水医師の「隠れ気水圏隊員としての越冬報告」を聞きに低温研へ.
美しくみごとな写真が多い.清水医師の腕前もあるのだろうけど,デジカメ時代の南極撮影事情は相当快適そうに思えた.さて私は,どういうカメラを携行しようかしら?