冷や汗

あわただしい準備で日本では越冬中に実施予定の三浦プロジェクトに使う機器の使用方法も分からぬまま南極に来てしまっていた.幸い,夏隊員の一人はこの機器のメーカーの人なのである.今日になって彼からようやく説明を受ける時間を作ることができた...つもりだったんだけど,肝心の機器が見つからない.これがないと三浦プロジェクトの意義は半減してしまうのである.一瞬,プロジェクト関係者の顔から血の気が引いた.

氷上輸送は担当したものの,空輸でバンバン昭和基地に物資が運び込まれていた時期は野外観測に出かけていたため,持ち込んだ物資のチェックは人任せだったことが裏目に出た.

昭和基地内をいくら探してもないのなら「しらせ」にあるに違いない,ということで,しらせに滞在中の隊員に頼んで探してもらう.

無事発見.ほんとに冷や汗ものだった.