中の瀬戸
宙空部門が西オングル島テレメ小屋で観測しているデータ回収につきあう.まだ海氷上のルートはできていないので,徒歩でテレメ小屋まで行く計画になった.
最大の難関は,基地のある東オングル島とテレメ小屋のある西オングル島とを隔てている幅30mほどの「中の瀬戸」.山岳部の大先輩に当たる1次越冬隊の中野ドクターによって確認されたもので,両島の間にあるという意味と確認者の名前を兼ね合わせた地名になっている.
12月下旬までは結氷していたこの瀬戸も,1月にはすっかり開いて,それが現在もまだ凍っていない.瀬戸を流れる潮流が速いから凍りにくいのだと言われている.
今回のテレメ小屋行きでは,中の瀬戸が不安定に凍ってしまう前にゴムボートですっと渡っちゃえ,という方針で決行された.安全を見込んで,フィールドアシスタント隊員と野外主任の自分が参加して,特に問題もなく終了.