北方ルート工作3

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昨日よりも10kmほど延ばしたところで北方ルート工作を完了.終点から先は,巨大なプレッシャーリッジと乱氷帯で走行は困難.

水平線の彼方に浮き上がった氷山の蜃気楼を望む.ここまで来ると,ほんとに沖合に来たなぁ,という感じになる.しらせに乗っていた頃がなつかしい.帰路の雪上車の中に差し込む日差しが暖かく,思わずうとうとしてしまう.太陽のぬくもりを感じるのは久しぶりで,ちょっと嬉しい.逆に,海氷が融けないか心配になった.気温はまだマイナス20度近いけれど,南極の春は確実に近づいている.

一昨日のルート終点もそうだったが,海底地形図に200mの等深線が引いてあるあたりは,海氷状態が変化する線でもあるようだ.この200mの等深線がどのように引かれたのかは定かではないが,測深データ以外の何かも参考にしているのではないかと思えるくらい,なにかはよく分からないけれど,この位置を境にした変化は確実に存在する.