原稿書き

今日も強風が予想されていたため探査はお休み.午後から風が強まり,夕食後には20m/sを越える.

基地内での業務もとりあえず片付いたので,ずっとペンディングにしていた原稿書きを再開する.それを察知したかのようにタイミング良く出版社から連絡のメールが来た.テレパシーでも通じるのか???頭を論文モードに切り換えるのに苦労するし,パソコンの画面の文字ををずっと追っていて頭痛がする.

夕食後に,一昨日の早朝に採取された血液の検査結果をもらう.コルステロールが若干上昇気味だが,いたって健康.

今日の朝日新聞に極域研究の大御所のお二人,アラスカ大の赤祖父先生とノルウェー極地研の太田先生のインタビューが載っていた.どちらも深いつながりのある先生だ.太田先生が,しらせを退役後に北極圏の研究にまわして日本の存在感を示せ,とおっしゃっていたが,スピッツベルゲンで仕事をしたことのある私としても,まったく同感である.そもそも中緯度に国土が位置する日本が極域研究の中で世界に存在感を示すことにどういう意味があるのか,ということについてはあまり説明がなかったけれども,世界の中の日本人として活躍されているお二人の存在感はなんとも頼もしい限りである.

ただ,実際の所,しらせは観測船としては観測甲板が中途半端な作りなんだよねぇ.今度の新造船は輸送を主眼としているらしいので,そのへんの改善も余り期待できないみたい.