氷床底湖

今日も快晴.除雪作業が活発.夕食後から今月2回目のVLBI観測に突入.

asahi.comに「南極2千メートルの氷の下、多数の湖が存在」という記事.たぶん出典は,Siegert et al. (2005) A revised inventory of Antarctic subglacial lakes. Antarctic Science, 17 (3), 453-460. だと思う.すでにAGUで発表されていて,昨年の日付で出版されている論文だ.なんで今頃ニュースになるんだろう?ただ注目すべきは下記の記述.

米英ロの研究者による解析で、多数の氷床下湖の存在がわかり、その中にドームふじ基地から約60キロの地点もあった。48次隊はほか数地点とともにレーダーで観測する。

寡聞にして,48次でドームF付近のレーダー探査をやるというのは知らなかった.もう一度SALE Workshop OutputsのOverviewのpptファイルをみたら,ドームF付近に「New Survey Site」って○がしてあった.これのことか?

ドームFのコアの年代がそれほど古くなかったとこといい,氷床底湖のことといい,執筆中の原稿で修正しなきゃいけない箇所が増えた.それも前向きな修正.

私の仮説に追い風が吹いてきたかな?48次隊のレーダー探査,期待してますよ.

【関連ページ】

  • “Subglacial Antarctic Lake Environments (SALE) “
  • Subglacial Antarctic Lake Inventory@ SALE web site.ここに氷床底湖の分布図が載っている.
  • このBlogの「南極域の配管システム」(2006/4/20)
  • 学位論文の第4章およびSawagaki and Hirakawa (2002) Polar Geoscience, 15.