JARE Wiki 再始動
極地研の観測隊員室勤務となってから,この半月ぐらいの間,南極観測隊の現場オペーレーションや基地運営マネージメントを支援するための情報共有システムの開発にいそしんできました.お盆前になってようやく一段落ついたところです.今回のJARE63のためにスクラッチで新規構築したというよりは,昔取った杵柄で,JARE47越冬時に試験的に開発運用したWikiシステムを引っ張り出してきてリニューアルしました.(澤柿・神山『WiKiを用いた昭和基地内情報共有システムの試験運用–第47次南極地域観測隊越冬での事例』, 南極資料 51(3), 258-272, 2007-11)https://ci.nii.ac.jp/naid/110006447014
JARE47当時は,観測用に持ち込んだ予備機のMacMiniをLinux仕様にしてサーバーにしていましたが,あれから15年たった現在では,全部込みでも1万円のラズパイがちゃんとサーバーの仕事をこなしてくれています.ラズパイなら,いざとなればポケットに入れて持ち運んだりできますし,やろうと思えばモバイルバッテリーで稼働させることもできます.これで,検疫隔離から赤道越えの乗船期間をへて昭和基地の夏期宿舎と渡り歩く3ヶ月間も,ずっとこのシステムを手帖代わりに使い続けることができます.さすがに一家に一台というのは大げさですが,隊毎に本体ごと入れ替えて運用していくことも可能ですので,あわよくばこのシステムを南極観測の現場で恒久的に使ってもらえたらなぁ,と思っています.
長期的な視野にもたった上で,以下のような点を押さえています.
・細い衛星回線のWAN側への依存を極力減らしてオンプレミスで運用できること
・必要に応じて気象や衛星画像などの外部情報を自動取得できること
・オペレーションの現況や施設・エネルギー消費などの「見える化」のためのサイネージ機能を有すること
・届け出・承認・実施報告などの現場の流れをインタラクティブに入出力できること
・月例・最終報告書のための基礎参照資料となること
観測調書や施設の仕様書・個票といったストック系の情報はあらかた入力済みですが,オペレーションの動きに応じたフロー系の情報をうまくさばくことができるかどうかはやってみないとわかりません.まもなく,しらせが国内訓練航海にでる予定なので,そのロギングをしてみることから始めてみようかと思います.それにしても,隊長が把握すべき情報量の多さには今更ながら驚かされています.
システム構築中に,データの軽量化をめざして「アイコンフォント」も作り込み始めたら,面白くなってとまらなくなってしまいました.5003のなんかは我ながら傑作だと思っています.ほかにもSM100とかPBとかの雪上車や,管理棟などの建て屋なども作ろうか,という勢いです.
JARE47当時は,観測用に持ち込んだ予備機のMacMiniをLinux仕様にしてサーバーにしていましたが,あれから15年たった現在では,全部込みでも1万円のラズパイがちゃんとサーバーの仕事をこなしてくれています.ラズパイなら,いざとなればポケットに入れて持ち運んだりできますし,やろうと思えばモバイルバッテリーで稼働させることもできます.これで,検疫隔離から赤道越えの乗船期間をへて昭和基地の夏期宿舎と渡り歩く3ヶ月間も,ずっとこのシステムを手帖代わりに使い続けることができます.さすがに一家に一台というのは大げさですが,隊毎に本体ごと入れ替えて運用していくことも可能ですので,あわよくばこのシステムを南極観測の現場で恒久的に使ってもらえたらなぁ,と思っています.
長期的な視野にもたった上で,以下のような点を押さえています.
・細い衛星回線のWAN側への依存を極力減らしてオンプレミスで運用できること
・必要に応じて気象や衛星画像などの外部情報を自動取得できること
・オペレーションの現況や施設・エネルギー消費などの「見える化」のためのサイネージ機能を有すること
・届け出・承認・実施報告などの現場の流れをインタラクティブに入出力できること
・月例・最終報告書のための基礎参照資料となること
観測調書や施設の仕様書・個票といったストック系の情報はあらかた入力済みですが,オペレーションの動きに応じたフロー系の情報をうまくさばくことができるかどうかはやってみないとわかりません.まもなく,しらせが国内訓練航海にでる予定なので,そのロギングをしてみることから始めてみようかと思います.それにしても,隊長が把握すべき情報量の多さには今更ながら驚かされています.
システム構築中に,データの軽量化をめざして「アイコンフォント」も作り込み始めたら,面白くなってとまらなくなってしまいました.5003のなんかは我ながら傑作だと思っています.ほかにもSM100とかPBとかの雪上車や,管理棟などの建て屋なども作ろうか,という勢いです.