案内
昨日に引き続き,一般物資空輸品の配送.
私は輸送作業を免除してもらって,大型アンテナ測量の特別な技術を持っているA.Woods氏を案内して島内を回る.大型アンテナを動かしてもらって動きを見たり,アンテナのどの位置に測量のターゲットをつけたら良いかを検討したり,測量の基準となるGPS点や三角点,水準点の位置などを実際に確認したり.
VLBIの受信設備・水素メーザー・セシウム時計・GPSの連続収録システム・ドリスビーコン・超伝導重力計・WEBカメラなどもついでに紹介.短時間に集中してまわってみたら,結構多くの観測を実施していたことにあらためて気づいた.やっぱり昭和基地は科学観測基地である.
CASAのクルーのほうは,海氷状態の下見,しらせのヘリ運用の見学など,半日の時間をめいっぱい使って楽しんでいった模様.彼らには悪いけれど,VIPを迎えるのを目前にして,接客手順を確認するよい材料にさせてもらった.満足度120%の笑顔の4人は,昼食後にヘリでS17へ戻ってデービス基地へと帰投のフライトに就いた.
それに先だって,すでにS17にはドルニエ機が到着しており,いよいよ本格的な日独航空観測が始まろうとしていた.今年の観測は大気がメイン.その準備のため気水圏の隊員もS17へ.このタイミングなら,CASA・ドルニエ・バスラーといった,S17にやってくる全ての航空機を見ることができるはず.ちょっとうらやましい.
ついでに,昭和基地へやってくる予定のVIPを出迎えるため,越冬隊長も一緒にS17へ向かった.
私は夏オペの人身御供として基地に残されたため同行できなかったのだけれど,スカーレンの野外調査から二人が帰還.まあまあの成果が得られたようで,すっきりした笑顔で帰ってきた.
ということで,夏真っ盛りの南極は人の動きが盛ん.DROMLANのほうも,夏とはいえ厳しい気象条件下で多くの乗客をさばかなければいけないらしく,本日中のVIP到着はちょっと延期になった模様.