彷徨える湖

日ス共同トラバース隊の相手方のスウェーデンといえば,著名な探検家スヴェン・ヘディンを生んだ国.今日の道新「現代かわら版」は34次で一緒に越冬した榎本さんの寄稿記事だった.トラバース隊の調査項目の一つに南極氷床底に未確認の湖を探り出す仕事があったが,榎本さんはこれをヘディンの業績であるロプノールになぞらえて,南極大陸での彷徨える湖かもしれない,と書いていた.

実は私も前に同じようなことを書いたことがあるのだが,当時は日本とスウェーデンとが共同でトラバース調査をするとはまったく関知していなかった.

実際にスウェーデン人と寝食をともにして探査してきた榎本さんの寄稿には説得力がある.地理学的センスがある雪氷屋さんがまだ残っていてくれたようで,うれしくも思ったり.