時刻その2
海氷厚測定そりの修理のため,環境科学棟がドックがわりに使われることになった.この上に海氷厚を測定するレーダーが乗ることになる.
5/23に昭和基地の時刻サーバーの話を書いたが,南極観測隊に古くから電離層観測のために隊員を派遣しているNiCT(旧通総研)が,今月12日に日本標準時と直結したNTPサーバーを公開したというニュースを見つけた.
なんと
時刻精度は10ナノ(1億分の1)秒以内、処理能力は毎秒100万リクエスト以上の性能を有します
というからすごい.
これを使ったクライアントコンテストってのも企画しているみたい.昭和基地の水素メーザーを使って,なんか応募できないかなあ,なんて考えてみたりする.
というわけで,日本のネット時刻はNiCTの管轄だが,ここ昭和基地ではNiCT派遣の電離層部門ではなくて衛星受信部門の管轄なのである.
ところで,Wikpediaで「時刻」を検索したら,日本では古来から「不定時法」という独自の時間区分が使われていたことを知る.これは,一日を昼と夜に分けて,それらをさらに6等分していたもので,「丑三つ刻」なんていうのがそれ.太陽が出ない今頃の昭和基地じゃ,卯の刻から酉の刻までしかないことになる.