日々の雑感 一覧

FD研修

FD研修のため奈井江の温泉に一泊拉致.

レクチャーとグループ実習形式でびっしりの内容.

日韓シンポで来られない総長に代わって逸見副学長が挨拶.なかなか興味深い話で,これが一番もうけものだったかもしれない.


初雪

image朝から雪模様.平野部での初雪.研究室にもスチームが入って,ほんわかした空気に包まれる.そして眠くなる.

定額給付金に給付制限を設けるのなら,その基準は年収や納税額ではなく,国政選挙の投票権を行使した人に限るのがよいと思う.


冷たい雨

冷たい雨.プレゼン準備.年表作成など.


代打

海外出張中の教授に代わって講義.昨日に引き続き二回目.

早々に切り上げて,午後から東京へ出張.出がけに科研費申請の添削が戻ってきていた.帰ってくるまで手が出せない.


解体

台風並みの強風で横殴りの雨.今日もプレゼンの準備.

ついに「しらせ」が解体されることに...


CPUパワー全開

外は強風.冬も近い.

動画を中心としたプレゼンがあるので,今日はビデオデータの軽量化と素材画像の抽出作業.待ち時間の多い作業だけれど,CPUパワー全開なので,並行してなにかすることもままならず,サブ機でプレゼンのコンテを作ったりサーバーをメンテしたり論文を読んだり..

今日読んだ論文.

Dolezal, J., Homma, K., Takahashi, K., Vyatkina, M.P., Yakubov, V., Vetrova, V.P. & Hara, T. (2008) Primary Succession Following Deglaciation at Koryto Glacier Valley, Kamchatka. Arctic, Antarctic, and Alpine Research 40, 309-322.

植物組もがんばってますねぇ.

Duane, W.J., Pepi,, N.C., Losleben, M.L. & Hardy, D.R. (2008) General characteristics of temperature and humidity variability on Kilimanjaro, Tanzania. Arctic, Antarctic, and Alpine Research 40, 323-334.

キリマンジャロの氷河には麓からの水蒸気供給が重要,ということで温暖化とは無関係?

Aono, Y. and Kazui, K. (2008) Phenological data series of cherry tree flowering in Kyoto, Japan, and its application to reconstruction of springtime temperatures since the 9th century. International Journal of Climatology, 28, 905-914.

桜のフェノロジーと統計手法によって9世紀以降の京都の春の気温変化を復元.太陽活動との相関を見いだしている(電子版と冊子版の時期の差が気になるけど,こういうのはどういう風に引用したらいいのかなぁ).


北海道雪崩Webデータベース公開

NPO法人・北海道雪崩研究会が北海道雪崩データベースを作成してWebで公開した.北海道での雪崩事故や目撃情報,雪崩発生地図がまとめられている.10年越しの仕事,ということで,不正確な部分の修正や情報の蓄積も含めて,今後も発展させていきたい,とのこと.

すでに北海道の高山では降雪もはじまり,冬山の季節に突入しようとしている.昨年はいきなり,あまり嬉しくない雪氷災害調査チームの活動から始まったけれど,今年は主要メンバーから二人も南極にとられてしまうので,ホントに出動することになったらどうなるか心配.まあ,何事もないのが一番.安全な冬山登山を期待したいところ.


ジオパーク

UNESCOが支援する世界ジオパークネットワークに日本から初めての加盟申請として洞爺湖有珠山・糸魚川・島原半島が選ばれた.選ばれた地域,候補に挙がっていたものの今回見送られた地域,ともに地元紙では悲喜こもごもの報道があいついでいる.

これまで地理学会や地質学会でもシンポジウムが開催されたりしいて,動きには注目していた.Geoparkの発想はもともとドイツで始まったGeotope(独Geotop)という地理的にひとまとまりの単位として地質学的事象を理解しようという理学的概念から出発していると聞く.世界遺産は文化遺産と自然遺産に区分されていて,その保全が主目的だけれど,Geoparkには,持続可能な開発とか地域経済の振興などの目的も含まれている.その意味で,Geotopeとはだいぶ違った方向に進んできているといえる.

ドイツの事情に詳しいうちの教授などは,本来のドイツ的発想でやる必要がある,と常々発言されてきているけれど,さて,日本型のジオパークはどんなふうに実現されていくのか,今後の展開を見守っていこうと思う.


ネット全信服は禁物

投稿した論文の最終処理と並行して科研費の申請書を仕上げる作業.

オンライン申請サイトの反応が鈍く,タイムアウトが頻発.おそらく同じように締切間近かで作業している人が殺到しているのだろう.学振のサーバーは,こんな時いったいどれくらいのアクセスにさらされているんだろう,と,いらぬ心配などもしてみる.

しかしよくよく考えてみると,堅牢な専用回線に比べて脆弱だと言われているインターネットというインフラに,こういう重要なシステムをのっけてしまっている現状が,ほんとにあるべき姿なのか,はたまた問題なく稼働させるだけの自身を持って運用されているのか,という心配はしておくべきような気もする.

申請書を手作りしていた時代の苦労も確かにあったけれど,ネット時代になったらなったで,締切直前にネットが麻痺して処理できずにアウト,という悪夢のような事態も想定されるわけで,昔に戻るつもりはさらさらないのだけれど,ネット全信服は禁物,という危機管理も必要な時代であることを意識しておいて損はない.まあ,余裕を持って締切に臨むという,原始的だけど当然のことが現実的な対処方法だったりする.

一時は今日中に仕上げるのが無理かな,とまで思ってしまったけれど,しつこく何度もやり直して,結局はなんとか通すことができた.どっと疲れた.


地史の中の役者たち

東京へ出張.道すがら「破局噴火」 (高橋正樹著・祥伝社新書)を読んだ.カルデラの地史・メカニズム・防災への対応について,映画や小説のストーリーを取り込みながら解説するという,あまり例のないスタイルで,一気に読めた.

自分の研究でもカルデラ噴火に伴う広域テフラを使うことが多いのだけれど,人の名前を覚えるのが苦手なのとおなじで,いまだに,主要なテフラでさえ,それらの名前と年代や給源がなかなか覚えられずにいる.でも,こうしてストーリーとして各地のカルデラを語ってもらうと,小説の中の個性的な登場人物たちの名前と人間関係が自然と印象づけられるように,ずっと記憶しやすくなったような気がする.


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