冬の気配

空気が冬.

今日の氷雨で,北大構内の木々は一気に色付き,気の早いものは散りはじめている.


女子サッカー

一日家にこもって,IYMのページの更新に関わる落ち穂拾い.あれこれやっていたらすっかり深夜になってしまった.

深夜,女子サッカーワールドカップ3位決定戦をテレビ観戦.カナダvsアメリカ.審判も実況中継もどちらかといえばカナダよりだったが惜敗.これでアメリカは3位.

アメリカはなんだかみな歳を食っているなあ,という感じ.次世代の育成が急務だろう.ドイツがアメリカに勝って決勝に進んだことは,もうアメリカ式の女子サッカーが通用しない時代がきたことを示している.やっぱりヨーロッパの底力はすごい.Shaw教授が指摘していた通りだ

エドモントンではU-19のWCを生観戦したが,あのときの興奮を思い出した.

これから別のチャンネルで決勝戦(ドイツvsスエーデン)の生中継があるけど.眠いので録画.


苔の洞門

快晴.最近導入した一眼デジカメのテストを兼ねて支笏湖方面へドライブ.

20031011a.jpg地形学的に前から気になっていた「苔の洞門」を見にいこうと出かけたのだが,現場に着くと閉鎖中との看板.

実は,苔の洞門は,側壁にきれいな水流浸食地形が刻まれていて,氷床下の水流地形とも類似しており,詳しく成因を検討してみたいと思っていたのだ.しかし,H13年の崩壊で貴重な水流浸食地形の一部が失われたと聞き,完全になくなってしまう前になんとか見ておきたいと思っていたのに…s-formファンとしては非常に残念.あきらめて,喜茂別へ出てから中山峠経由で札幌に戻る.

この路線沿いはまさに紅葉真っ盛りで,連休の紅葉狩りに繰り出した人々の車で渋滞ぎみ.


晴れの特異日

今日はもともと体育の日.晴れの特異日.だから東京オリンピックの開会日にも選ばれたし,それがもとになって体育の日になった,と聞いている.

特異日の威力はさすがで,スカっと晴れ渡った気持ちの良い日.

明日からの連休も晴れるとよいけど.


Beyond IYM

今日一日かけて,国際山岳年(IYM)のホームページを更新.

自分が管理している公式Webサイト群はけっこうあるが,これらをのきなみバージョンアップする計画.これまで,自分のホームページをせこせこいじっていたのは,それらの公式サイトに手を入れる前のテストを兼ねていたのであった.だから,IYMのページも,自然と私のサイトにそっくりになるんである.

同様に,今後改編するサイトも同じような見栄えになる可能性が高い(要するに手抜き).

話は国際山岳年にもどるが,2002年の国際山岳年からはや一年が過ぎようとしている.今後最低10年間は,IYMの一年で培ったものを発展させていくよう努力しよう,という趣旨で.12月11日を「国際山の日」として記念していくことになったらしい.

なんでこの日なのかはよくわからないが,日本じゃ師走の多忙な時期でしかも冬.「国際山の日」を国民の休日にすることなどまず不可能だろう.それに,山を考える催しを行うにしても,こんな時期じゃ盛り上がりに欠けるだろうと思う.忘年会を兼ねればなんとかなるか…

まあ,国連で世界の見識者たちが決めたんだから仕方がないんだけど,日本の事情にはあいそうにないな.


ネット管理

大学のネットワークを管理している情報基盤センターから,うちの講座のマシンが135portがらみのワームに感染している可能性がある,と警告がきた.

どうも,しらみつぶしに駆除を依頼しているらしい.管理者もたいへんだ.


Mac

東大の教育用計算機システムの端末として,大量のMacが導入されるそうで,マスコミや巷の会社でも話題になっているらしい.

私は16年来のMac使いで,現在もMacなしの生活は考えられない状態.

かつては,Mac使いとして,盛んに知人にMacを薦めていた時期もあったけど,ある時期からなんだか積極的に薦める気がしなくなってしまった.それは,「しょせん世の中じゃMacはマイナーだ」というあきらめもあったし,ジョブス氏が戻るまでの一時期にApple自身が質的にも価格的にも変なハードを出していたこともその理由の一つ.

そうこうしているうちに,大学院ではパソコンを個人で所有することが必須の時代になった.必須といっても,院生にとってパソコンはそんなに安い買い物でもないわけだし,やがて社会に出ていく院生にとって,汎用性という意味ではWinが圧倒的に有利である.そういう時期に助手になってからというもの,教官としての立場で必須の道具としてMacを院生に押し付けるのもどうか,という意識も働き,ますます人にMacを薦める気がしなくなった.さらには,自腹を切らせる以上は本人の意志で好きなものを選べばいいじゃない,そして結果に満足するも後悔するも自己責任で,という投げやりな気持ちもあったことは確か.

しかし,BSDベースのMacOS Xになってから状況は一変したように思う.ハード面でも,トータルでみればコスト的に十分性能にみあう機種を出してきていることも評価できる.東大が導入を決めたから,という訳ではないけれど,その影響で世の中が「Macもわるくないな」と見直す方向にあるのならば,卒業して社会に出ていく院生諸君にも薦めてもいいかな,と思うようになった.昨今のWinのセキュリティホール騒ぎやMSの無責任ぶりに,多様性を欠いた社会のぜい弱性を見ているような気もして,大学院ぐらいはWin以外のOSを使わせてもいいんじゃないか,と思うようになったのも理由の一つ.

私がUnixを勉強しはじめたのは,Macを使いはじめた頃とほぼ同じ時期であったが,当時はパーソナルツールとしての実用性からするとMacにくらべてUnixはまったく使い物にならなかった.なによりも,その設計思想というかアーキテクチャーというか文化というか,そういうものがほとんど理解できなかった.もちろん,Unixを理解しておけば世界がぐっと広がるであろうことだけは分かってはいた.現実的にも,Unixを使わざるをえない状況にも直面していたので,私とUnixとの間にあるこの壁を打破しようと,買い込んだ解説本は何冊に及ぶことだろうか.

ところがMacOS Xが登場してから,一気にUnixの世界が理解できるようになった気がする.まだ本当に全部を知ったわけではないけれども,その文化や思想といったものが分かりかけてきたのだ.その架け橋になってくれたのがまさにMacOS X.OS9までのころは,UnixはMacOSの対極にあるもの,とさえ考えていたのに…

汎用性という観点でMacを薦められるようになった理由は,まさにBSDベースのOSとしての汎用性がMacOS Xにあることに尽きる.そして,Macという外皮を被っていることで,Unixへの世界への入り口の敷居がずっと低くなっているような気もするのである.

これからはまた,Macを積極的に薦めることにしようかな…


寒い

寒い.スチームの暖房はまだ入らないので,今秋初めてガスストーブをつけ,ほわっとする暖気にしばしなごむ.帰宅途中に冷えた夜空を仰いだら,今夜も火星と月が寄り添っていた.

今年のノーベル医学生理学賞は,MRIに関する発見だそうで,これ,この前の精密検査でお世話になったばかり.

「大学が独立採算になれば割を食うのは文学や基礎科学だと思う」…小柴さんがつくった「平成基礎科学財団」の今後に期待.


ワイヤレス

母校の中学校から,来月はじめに開催される文化祭での講演の依頼が来た.その内容を練っているところ.

話術だけではとても自信がないので,KeyNoteを使ってビジュアルに話をする戦略.体育館での講演になるので,おそらくプロジェクターは演台から離れいているにちがいなく,パソコンも手元に置くことはできないだろう.

ということで,リモートでプレゼンを操作すべく,最近発売になったワイヤレスキーボードを購入.

大学で,廊下の端にMacを置き,もう一端に立ってキーボードを操作.ずっとむこうにあるMacの画面で指示どおりにKeyNoteの画面が次々とめくられていく様子は,なかなか快感.

仕様では10mの距離まで動作するということだったが,おそらく実験した距離は15m以上はあると思う.これなら,体育館での発表も大丈夫だろう.


The Ig Nobel Prizes

田中耕一さんの衝撃的なノーベル賞受賞の知らせから,はや一年が経過した.個人的にも結構つながりがあったりして,エキサイティングな一年だった.

そして今年も,富山の企業が快挙を成し遂げていたことを知った.エドモントン滞在記(10月8日)でも紹介したThe Ig Nobel Prizesを今年6月に受賞していたのである.

正確には,カラスなどを寄せつけない特殊な銅合金を開発した金沢大理学部の広瀬教授が「化学賞」を受賞した,ということなのだが,その共同開発相手が,富山の「北陸テクノ」という会社であるという.


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