新装Cヘリポート

image48次夏オペ大型工事の一つ,Cヘリポート改装工事が終了し,初の離発着が行われた.

この改装は,現在工事中の道路を使ったコンテナ輸送の出発点として,しらせの後継船に搭載される大型輸送ヘリを離発着させることを目指して行われている.環境保全の見地から,アスファルトの使用は認められていないので,細長いアルミ板を組み合わせたものを敷き詰める工法でつくられている.

47-48の両隊長を載せてS17の撤収状況視察と沿岸の海氷偵察を終えたヘリが,そのまま新装Cヘリに進入し,かなり長い時間ホバリングした後に慎重に着陸.みごと成功.ただ,周囲の砂がこなれていないので,ものすごい巻き上げと吹き飛ばしが発生し,砂嵐状態になってしまった.

そして今日もまた一人,このヘリで昭和基地を離れてしらせへ帰還.新装Cヘリポートからの最初の搭乗者という名誉な役回りとなった.

午後,アンテナ島の北端,丁度北の瀬戸に面する海岸にあった小屋の解体・撤収作業.小屋は老朽化が激しく,倒壊や飛散があるとアンテナ設備に被害を及ぼしかねない,というので,ここ数日かけて残留者数人で作業してきたが,今日は床と基礎を取り壊し,廃材を片付けて作業を全て完了した.

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この小屋は,伝聞によれば検潮小屋として使われていたらしい(ちなみに現在の検潮小屋はAヘリポート下の西の浦にある).床を剥がしたら「JARE 1960」という測量基準点が出てきた.福島隊員が亡くなったJARE4のときのものだろうか?