一つ歳を取ったら一つ過激になれ
誕生日の翌日の朝方、山岳部の大先輩からこんなメールをいただきました。
「一つ歳を取ったら一つ過激になれ。それで去年とちょぼちょぼ同じだ。」
なるほど。還暦だからといって丸くなっている場合ではないらしいです。人生二周目は、考えていることよりもちょっとだけ過激ぎみにいくことにしようかな。そんなことを考えながら、人生二周目の門出に、実家から車で10分ほどの大岩山日石寺へ参拝に行ってきました。
大岩山日石寺は、平安時代に造られたという磨崖仏で知られるお寺です。巨大な岩壁に刻まれた不動明王を本尊とし、その岩壁を覆うように本堂が建っています。じつは実家は、もともとここからさらに山奥にあったことに由来して、この大岩地区にも今なお何軒か檀家さんがあります。日石寺という大きなお寺のお膝元にありながら、うちの寺とのご縁も細く長く続いている土地なのです。
今回はお参りのほかに、もう一つ目的がありました。実家のお寺の本堂も、おやじの道楽まがいの理科教材開発の作業場として長年使い倒されてきた惨状を立て直し、これから少しずつ内陣の荘厳を整え直す必要性に直面しています。そこで、磨崖仏の拝殿でもある日石寺の本堂内部を、いつもとは少し違う目でじっくり観察してきました。
もちろん現在の本堂は、過去に何度も火災で失われていますので、建物そのものが平安時代から残っているわけではありません。それでも、巨大な磨崖仏を中心に、仏具や灯明、供物などが空間のなかにどう配置されているのかを見るのはなかなか興味深いものがあります。最近、デコ活の一環というわけでもありませんが、お寺を見る目まで少し変わってきました。
外へ出ると、蝉が鳴きしきる真夏の大岩。百段の石段を上がって三重塔へ。六本滝では、ちょうど滝行の真っ最中でした。人生二周目の門出でもあるし、ここは景気づけに私も滝に打たれる……ほど「過激」にはなれず、今回は見学だけで通り過ぎました。
大岩へ来ると、いつもなら門前の金龍でそうめん、というのが定番なのですが、ちょうど観光バスで乗りつけた人たちで長い行列ができていました。そこで少し上にある大岩館へ入り、夏限定の「すだちそうめん」にしました。輪切りのすだちが一面に浮かんだそうめんは、見た目からして涼しい。猛暑のなか歩いたあとの酸味がなんとも心地よく、人生二周目の最初の昼飯としては、なかなか爽やかな一杯でした。
「一つ歳を取ったら一つ過激になれ。」まずは滝行の一歩手前から。人生二周目、ぼちぼち始めます。
「一つ歳を取ったら一つ過激になれ。それで去年とちょぼちょぼ同じだ。」
なるほど。還暦だからといって丸くなっている場合ではないらしいです。人生二周目は、考えていることよりもちょっとだけ過激ぎみにいくことにしようかな。そんなことを考えながら、人生二周目の門出に、実家から車で10分ほどの大岩山日石寺へ参拝に行ってきました。
大岩山日石寺は、平安時代に造られたという磨崖仏で知られるお寺です。巨大な岩壁に刻まれた不動明王を本尊とし、その岩壁を覆うように本堂が建っています。じつは実家は、もともとここからさらに山奥にあったことに由来して、この大岩地区にも今なお何軒か檀家さんがあります。日石寺という大きなお寺のお膝元にありながら、うちの寺とのご縁も細く長く続いている土地なのです。
今回はお参りのほかに、もう一つ目的がありました。実家のお寺の本堂も、おやじの道楽まがいの理科教材開発の作業場として長年使い倒されてきた惨状を立て直し、これから少しずつ内陣の荘厳を整え直す必要性に直面しています。そこで、磨崖仏の拝殿でもある日石寺の本堂内部を、いつもとは少し違う目でじっくり観察してきました。
もちろん現在の本堂は、過去に何度も火災で失われていますので、建物そのものが平安時代から残っているわけではありません。それでも、巨大な磨崖仏を中心に、仏具や灯明、供物などが空間のなかにどう配置されているのかを見るのはなかなか興味深いものがあります。最近、デコ活の一環というわけでもありませんが、お寺を見る目まで少し変わってきました。
外へ出ると、蝉が鳴きしきる真夏の大岩。百段の石段を上がって三重塔へ。六本滝では、ちょうど滝行の真っ最中でした。人生二周目の門出でもあるし、ここは景気づけに私も滝に打たれる……ほど「過激」にはなれず、今回は見学だけで通り過ぎました。
大岩へ来ると、いつもなら門前の金龍でそうめん、というのが定番なのですが、ちょうど観光バスで乗りつけた人たちで長い行列ができていました。そこで少し上にある大岩館へ入り、夏限定の「すだちそうめん」にしました。輪切りのすだちが一面に浮かんだそうめんは、見た目からして涼しい。猛暑のなか歩いたあとの酸味がなんとも心地よく、人生二周目の最初の昼飯としては、なかなか爽やかな一杯でした。
「一つ歳を取ったら一つ過激になれ。」まずは滝行の一歩手前から。人生二周目、ぼちぼち始めます。