ノアの洪水
地球研で今後のプロジェクトの種となるようなアイディアをインキュベーションする段階として,YDごろから5,000年前までの間に起こったかもしれない巨大洪水現象を,古気候変化の問題とあわせて学問的に議論・研究をすすめたい,ということで,ノアの洪水伝説との関係も探っていきたい,という.
私のすすめている「氷期〜後氷期の氷底水流仮説」について,Flood Scienceを地質・地形学的にいかにサイエンスとして成立させるか,という点を実例をレビューしながら話したつもり.
今回の会合の話がきた時には,私のようなところに話を聞きにくる人がいるとは夢にも思っていなかったので,これは面白いことになりそうだなとちょっと期待していたけど,話し終わってから,自分が知っているのはこれだけか,と落ち込んでしまった.
地球研はなかなか野心的な試みをしているところだとは聞いていたが,お金の使い方もけっこう大胆なようで,ちょっとうらやましさも感じた.でも,Flood Scienceの厳しさを身をもって体験しているだけに,前途はなかなか大変なような気もする.
はたしてどれだけ役に立てたものやら…