氷河・氷床 一覧

作業

午後にETHで集合し,ローヌ氷河で計測したデータの整理.明日のプレゼンに向けて受講生たちは深夜まで作業.


プレゼン

ETHで午前中は実習生のプレゼン.午後大村教授のレクチャー.これで今回の実習のメニューは全て終了.

Rチャンネルで有名なロトリスベルガー教授が他界されたという知らせが入る.大村教授もこれから弔問に向かわれるとか.


ツェルマット

朝一でゴルナーグラートへ上がってモンテローザ山塊からの氷河を観察.ツェルマット界隈は日本人が多い.
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image下る途中でエーデルワイスを見つけて,思わず撮影大会.

現地実習はここで終了.自由行動日をはさんで明後日にチューリヒに集合の予定.


つみきのいえ

imageローヌ氷河最後の日.私は今日は氷河には降りずに左岸のリッジを登って上から地形を観察.

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この氷河の末端は,つい10年ほど前と比べても明らかに表面が低下していて,かつてはベルベデレの真横に氷河が迫っていたのに,今では氷河表面に行くには坂を下っていかなければならなくなっている.その坂道で,実習期間中ずっと,一人でもくもくと氷河へ通じる歩道を整備し続けているオジサンがいた.

アカデミー賞受賞アニメに,海面上昇で水没しつつある街に一人残った老人が上へ上へと家を建て増しながら生活している話を描いた「つみきのいえ」というのがあったけれど,ここは海面上昇の原因の源として氷がどんどん減っている,いわば「つみきのいえ」の街とは対極的な場所である.上へ上へと家を積み上げ続ける老人と,下へ下へと氷河に下りる歩道を造り続けるこのおじさんの姿が,妙な具合に頭の中で重なってしまった.



午後,ツェルマット方面へ移動.ちょっと手前のランダという村に泊まる.実習恒例のチーズフォンデュを完食.


氷河地質学的…

imageモルゲンロートに染まるアルプスの山を望むことから一日が始まる.

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日中は週末ドライブの観光客でベルベデレ周辺は大賑わい,ギャラリーが多い中で観測実習.氷上歩行にもだいぶ慣れてきたけれど,時々ヒヤっとすることも...

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個人的に注目していた氷河底堆積物の採取に立ち会う.なかなか思うようには採れず...気象観測ステーションのある高台へ行く途中できれいなポットホールをみかける.ここは水がじゃぶじゃぶ.


氷河実習

imageいよいよ氷河上での実習.昨夜降った新雪で山が輝いている.雪でクレバスが隠れてしまっているため,氷河上の行動は慎重に.

雪尺測定やボアホールの水位・水圧測定など,班に分かれて手順を確認.氷河の照り返しですっかり雪焼け.

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氷河末端はグラダンよりさらに後退し,末端には池ができている.この池が氷河の流動や質量収支に与える影響を探るのがここでの観測の目的.地形屋としては,グラダンにある丸く磨かれた基盤岩が興味深い.


ローヌ氷河

今日は移動日.グリンデルワルト東のスルーバレー的な峠を越えてマイリンゲンに出て,そこからグリムゼル峠を経由してローヌの谷に入り,さらにフルカ峠手前にあるベルベデーレに至る行程.

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imageここは100年前まで氷河の末端が伸びてきていたところ.当時の様子を偲ばせる絵がホテルのロビーに掲げてあった.

image部屋に荷物を運び込んで身支度した後,さっそくローヌ氷河の上にでて,6月からすでに現地観測を続けている院生と合流.これまでここでやってきている観測の概要と,これから取り組む実習内容について説明を受ける.

夜半より雪.


ユングフラウ・ヨッホ

imageクライネシャイデックの駅から列車に乗り込み,アイガーの岩壁をくりぬいたトンネルを通ってユングフラウ・ヨッホににある高地山岳測候所へ.いきなり海抜3454mに上がって,階段を登るだけでクラクラくる.

imageimageグリンデルワルトと反対側は,スイス最大長を誇るアレッチ氷河の源頭部.測候所の中を案内してくれたのは,システムエンジニアから管理人に転身したというオジサン.夫婦で泊まり込んで研究者が置いていった観測機器をメンテしたり,気象観測したりしている.研究者不在のネット遠隔操作観測ステーション化は昭和基地なみ.観光客が増える夏期には水不足気味になるということだけれど,住み心地は良さそう.

imageメンヒヨッホ小屋を往復した後,クライデ・シャイデックへ下る鉄道に乗車.アイガーグレッチャー駅で途中下車して,サイドモレーン沿いに徒歩で宿まで.途中,かん高い声で牛を追う女性に出会う.


グリンデルワルト

imageグリンデルワルトへ移動.後退した氷河の末端付近の側壁が崩壊して融解水の出口がふさがってしまったUntere Grindelwald氷河を観察.雷雨に見舞われ,あわてて樹林帯へ下る.びしょ濡れ.

imageロープウェーの駅の掲示板で,Jungfrau climate guideというサイトと連携して,現地ガイドをサポートするiPhone用のソフトが配布されていることを知る.1200円もする.iPhoneは持っているけどネット環境がないのでダウンロードできず,帰国後に再度チェックすることにしてURLをメモ.左の写真の柱にある「B1」の記号が,ガイドソフトのコンテンツに対応した番号のようである.

imageKline Schideggまで上がって,今回初めて使うというMassenlagerと呼ばれる団体宿に泊まる.濡れ物はなかなか乾かない.


講義

imageETHのVAWで講義を受けた後,Bratter教授のお宅へ夕食のおよばれ.教授宅のあるZofingenというチューリヒ郊外の街でみかけた泉が気に入る.


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