冷たい雨
冷たい雨.プレゼン準備.年表作成など.
冷たい雨.プレゼン準備.年表作成など.
先進プロジェクト研究集会の二日目.今日もまたびっちり話を聞く.頭の中はかなり満杯.帰ってからの復習がたいへんだ.
たぶんこれで板橋に来るのは最後になるだろう.
札幌に戻って,冷んやりした空気に迎えられる.家族はみんな風邪気味.
極研で,先進プロジェクト研究集会「古気候データとモデリングによる地球システム研究のフロンティア」の一日目.朝から夕方までびっちり分析屋さんとモデル屋さんの話を聞く.キーワードは「氷期のターミネーション」と「氷床変動」
海外出張中の教授に代わって講義.昨日に引き続き二回目.
早々に切り上げて,午後から東京へ出張.出がけに科研費申請の添削が戻ってきていた.帰ってくるまで手が出せない.
手稲山に初雪.曇っていて街からは見えず.
構想から一年以上かけて共著で書きすすめてきた本の印刷があがって届いた.題して「なぞの宝庫・南極大陸 100万年前の地球を読む」.
一般書に本格的に取り組むのは今回が初めてなので,本を作るということについていろいろと勉強になった.また矢沢オフィスの方々や極地研の方々にも大変お世話になった.この場を借りて感謝申し上げる.
四人の共著で,話題がかぶってしまっているところも少なくないのがちょっと気になるところだけれど,分野の違う研究者のそれぞれの視点で書いているので,著者ごとの書き方を比べてみていただくのも一興かと思う.
3軒建てないと満足いく家は得られない,というけれど,満足行く本を仕上げるにはまだまだ経験を積まなければならないだろうな,と思う.でも,こうして研究者の立場で本を世に出してしまったからには,それなりの責任もついて来るのも必定.売れ行き以上に評判・批判が気がかり.論文のほうがよっぽど気が楽だったりして...
素材の収集やシステム構築の構想も含めると3年くらい前からやってきた仕事が今朝の道新で報道されたので,ちょっと忙しくなった.
準備に取りかかろうとしてMacを起動したらログインできず,一瞬あせる.結局,初のタイムマシンからの復旧作業とあいなった.過去に戻ることができたのは昨夜の帰宅時点まで.その後はたいした仕事はしていないので損失も最小限に抑えられて好運.実際に復旧にかかった時間は2時間ほどで思ったよりも早かった.タイムマシンの威力を実感した一日.
ログイン出来なくなった原因はたぶんこの問題だったのだろうと思う.
台風並みの強風で横殴りの雨.今日もプレゼンの準備.
ついに「しらせ」が解体されることに...
外は強風.冬も近い.
動画を中心としたプレゼンがあるので,今日はビデオデータの軽量化と素材画像の抽出作業.待ち時間の多い作業だけれど,CPUパワー全開なので,並行してなにかすることもままならず,サブ機でプレゼンのコンテを作ったりサーバーをメンテしたり論文を読んだり..
今日読んだ論文.
Dolezal, J., Homma, K., Takahashi, K., Vyatkina, M.P., Yakubov, V., Vetrova, V.P. & Hara, T. (2008) Primary Succession Following Deglaciation at Koryto Glacier Valley, Kamchatka. Arctic, Antarctic, and Alpine Research 40, 309-322.
植物組もがんばってますねぇ.
Duane, W.J., Pepi,, N.C., Losleben, M.L. & Hardy, D.R. (2008) General characteristics of temperature and humidity variability on Kilimanjaro, Tanzania. Arctic, Antarctic, and Alpine Research 40, 323-334.
キリマンジャロの氷河には麓からの水蒸気供給が重要,ということで温暖化とは無関係?
Aono, Y. and Kazui, K. (2008) Phenological data series of cherry tree flowering in Kyoto, Japan, and its application to reconstruction of springtime temperatures since the 9th century. International Journal of Climatology, 28, 905-914.
桜のフェノロジーと統計手法によって9世紀以降の京都の春の気温変化を復元.太陽活動との相関を見いだしている(電子版と冊子版の時期の差が気になるけど,こういうのはどういう風に引用したらいいのかなぁ).
UNESCOが支援する世界ジオパークネットワークに日本から初めての加盟申請として洞爺湖有珠山・糸魚川・島原半島が選ばれた.選ばれた地域,候補に挙がっていたものの今回見送られた地域,ともに地元紙では悲喜こもごもの報道があいついでいる.
これまで地理学会や地質学会でもシンポジウムが開催されたりしいて,動きには注目していた.Geoparkの発想はもともとドイツで始まったGeotope(独Geotop)という地理的にひとまとまりの単位として地質学的事象を理解しようという理学的概念から出発していると聞く.世界遺産は文化遺産と自然遺産に区分されていて,その保全が主目的だけれど,Geoparkには,持続可能な開発とか地域経済の振興などの目的も含まれている.その意味で,Geotopeとはだいぶ違った方向に進んできているといえる.
ドイツの事情に詳しいうちの教授などは,本来のドイツ的発想でやる必要がある,と常々発言されてきているけれど,さて,日本型のジオパークはどんなふうに実現されていくのか,今後の展開を見守っていこうと思う.