The Rocks Don’t Lieの訳本

数年前にエドモントンのShaw教授から「The Rocks Don’t Lie」(David R. Montgomery 著)という洪水伝説と地質学の関係をまとめた本が出たよ,と教えられて読みました.この週末に本屋の地質コーナーをのぞいていたら,なんとその和訳が出ていたのを見つけました.すかさず購入したのはいうまでもありません(ジュンク堂吉祥寺店の地学系書籍の品揃えはなかなかです).
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それで,訳者はなんと,前の職場で学位を取ったというお方であることを発見.鳥類が専門のため地質学は門外漢で本書の翻訳に苦労した,と,あとがきに書いてありました.なぁんだ,この話題ならいろいろ相談にのってあげられたのに...とちょっともどかしくも思いましたが,比較的すらすら読むことができて,翻訳の秀逸さに感心しました.内容は原文で既読でしたが,日本語であらためて味わってみると,私のChanneled Scablandのレビューもまんざら捨てたものでもないな,という気がしてきて,ちょっとうれしくなりました.

D論で氷床底水流説にかかわって以来,氷河湖決壊洪水や火星の洪水,そして津波など,カタストロフィックフラッドにのめり込んできましたが,この方面への興味はまだまだ続きそうです.


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