安全教育
今日は定例ゼミだが,就活と大雪山拉致でM生がいない.安全教育用PPT動画のCDを会計に借りに行ったら,他の分までコピーを作るハメに.こういうのは動画配信して個々に見てもらうようにするのが一番.
今日は定例ゼミだが,就活と大雪山拉致でM生がいない.安全教育用PPT動画のCDを会計に借りに行ったら,他の分までコピーを作るハメに.こういうのは動画配信して個々に見てもらうようにするのが一番.
東大方面で大きなニュース2件.東大スキー山岳部監督でトップスキーヤーの新井氏が遭難死.そして,創成の院試問題漏洩事件.前者は山つながりで活躍は良く知っていた人だし,後者は研究分野や環境系の独立大学院としてうちとよく似た組織での事件で,かなり身につまされる内容.
漏洩のほうは2006年の話が今頃…というところが引っかかる.何かあったか?
それにしても,一歩間違えば,院生が欲しくてたまらない教員ならばついやってしまいそうなこと.自分も注意しなきゃ...うちなんかは,出題範囲を図書指定という形で公開しているので,個人的にはこれ以上バラす必要もないんだけど,アドミッションポリシーを伝えるという意味では「ここは勉強してきてね」と,何らかの合法的な形で表明しておくことは,院生確保のためには必要な対処だとうと思う.
グリーンランド氷床表面の融水が氷床底へと急激に排水された現象をとらえた論文がScience Expressに4/17付けで掲載されていた.
Das, S. et al., 2008 Fracture Propagation to the Base of the Greenland Ice Sheet During Supraglacial Lake Drainage. Science DOI: 10.1126/science.1153360
このsupraglacial lakeは 2時間たらずで大半が消滅し,最大流出レートはナイアガラの滝以上に達したという.そのとき氷床表面は1.2m持ち上がって,水平方向に0.8m移動したことが観測されたらしい.表面水が突き抜けた氷厚は980m.
筆者らは,数千もあるsupraglacial lakeの中で今回観測したのは特別なものではなく,観測されていないだけでどこでも起こりうることだと述べているが,それにしてもよく現象をとらえたものだと思う.私も実は南極で見つけた「この穴」で排水イベントをとらえるモニタリング観測をしたいと思っていたのだけれど,結局科研費はもらえなかったんだよねぇ(涙).
Science Expressの同じところには,
Joughin, I. et al., 2008 Seasonal Speedup Along the Western Flank of the Greenland Ice Sheet. Science DOI: 10.1126/science.1153288
というのもあって,なかなか面白そう.フルペーパーは5月中にSceinceに掲載されるということ.
低気圧が接近中.久しぶりに湿った空気.十勝名物の霧の中でこんなところを学生実習の下見も兼ねて調査.もう何年も通っている所だが,ちゃんと取り組んでくれる院生がなかなか出てこないので,スタッフで論文にしちゃおうか,と話している所.
久しぶりにGPSを持ち出してトラッキングしてみた.ちょっと南東にずれてる感じ.Google Earthの衛星画像は2004年7月31日撮影のもの.それからまだ4年もたっていないのに随分変化している.
D論ゼミとレギュラーゼミをすませて,あわただしく調査に出発.天馬街道を抜けて今夜は広尾に宿泊.
夕刻のイチオシで予告にあった阿部さんのセルロンレポートをみた.しばらくすればHTBのホームページでも動画で配信されるらしい.載るとすればMikio Journalかな...週刊新潮のグラビア写真もなかなか(すでにOB会の報告でみせてもらったけれど).
原稿書き.
学内Net不調につき自衛対策.ついでに院生室の配線も整理.
AAASが1985年に開始した理科教育改革プロジェクト”Project2061″の報告書であるScience for All Americansを日本語でもフリーで読みたいと切望する有志が翻訳プロジェクトを立ち上げていたのだけれど,その影響があったせいか,本家のほうから正式翻訳版のPDFをダウンロードできるようになったことを知る.さっそくダウンロード.
原文や英語で読む力が必要なことは分かっているが,教育面に関しては母国語で学ぶことやその環境が整っていることは,思想を根付かせる上でも重要な要素であると常々思っている.講義を英語でもやりましょうっていうのがはやっているけど,せっかく母国語で学べる指導陣も資料もあるのに,それをあえて否定しているようで,なんだか間違っているような気がしてならない.そういう意味でも,こういう翻訳プロジェクトの趣旨には共感する.
まあ,これは「すべてのアメリカ人のための」と題されているとおり,あくまでも向こうのポリシーなわけだけど,逆に「すべての人のための」としなかった所に編者の謙虚さが伺われる.
スイス山岳地域での環境モニタリング最前線の記事.なんとなく読みにくい日本語訳なので英文で読んでみた.こっちもなんとなく引っかかる.原文はドイツ語か?
ネパール・パミール・モンゴルあたりじゃ,あっという間に略奪されてしまいそうなこのwireless sensor network technologyってハイテクシステムは,いったいどんな仕組みなんだろうねぇ?...お金はかかりそうだな...うちの研究室関連でもこのKarl Abererさんやその関係プロジェクトのことを知っている人がいそうなんだけど...