カードゲーム
朝,手稲山が白くなっていた.本格的な冬ももうすぐそこ.
うちの息子はカードゲームにご執心である.この熱意で勉学に励んでくれればいいのに,と思うこともあるが,ひょんなことから,ある研究所が作っている子供向けのカードゲームがあることを知る.
理研の生物系の研究センターの広報用に作られているらしく,発生学の実験に使う生物がキャラクターになっている.センターの構成員のカードもある.大学院生(1)・テクニシャン(2)・獣医師(4)・ポスドク(6)・ラボヘッド(8)ときて,最強のカードが所長(10)だ.大学の研究室ではないので,構成員をそのまま比較することはできないけど,ポスドクが一人前の研究者として紹介されており,一般的な研究員というのがないのが不思議.
このカードで遊ぶ子供たちは,研究するならポスドクに...なんて思ってしまうんだろうか?私の中でのポスドクといえば,身分も安定しないのに中心的な戦力として将来の安定した身分への就職をえさに業績をあげるプレッシャーに押されながらこき使われる人々,という認識があるんだけど...
このカードの作者の意図がどこにあるかは知らないけど,日本の研究機関の基本構造がすけてみえるようで,自分の息子にはこのカードでは遊ばせたくない,と思った.実際のところ,「パパは何?」と聞かれるのが一番つらいんだけどね.
