日々の雑感 一覧

ついに

やまのかみさまが携帯のキャリアーを変えたがっていたので,月末のキリの良いところで一家そろって変更.奇跡的にお許しが出たので,ついに,今話題の3G携帯電話のオーナーになることができた.

このところ出張は多くなく出先であれこれすることは少ないので,料金を無駄にせずに使い倒せるかはちょっと疑問だけれど,新しい世界がひらけるようでワクワクする.10年間近く使ってきたPalmともこれでおさらば.今回オーナーになった携帯電話用のPalmOSエミュレーターが近々でるかもしれないということで,これまでの資産を引き継げることに期待.


スイス人のこだわり

imageSwissInfoに地形立体模型作者の紹介が載っていた.数少ない私の担当講義の中でもたびたび紹介してきた,レリーフ模型の第一人者でもあったEduard Imhof (1895-1986)教授の話も出てくる.

左の写真は,スイスに行ったときに古本屋で見つけて買ってきたImhof教授の著書.

今回紹介されているトニー・マイヤー氏の作品もなかなかのもの.スイスはきれいな地図を作ることでも有名.関連記事でも紹介されているように,紙幣に使う紙と同じもので地図を印刷しているのだとか,こういう芸術品に近い代物をぐちゃぐちゃに折り曲げて登山に持って行こうという気がしなくなるので,実用品との兼ね合いが難しいところだ.

調査に使う地図には,いろいろと書き込みもする.フィールドノートと同等かそれ以上に貴重なデータでもある.調査に使う地図はなるべく折り曲げないようにしている,というウチの教授のやり方は正しい.

最近は,Google EarthやGISソフトで簡単に3Dの地球を表現できるけれども,いかに見せるか,という面については,工夫や努力やセンスが要求される面がたくさん残されていると思う.「ベランのパノラマ」なんかも見習う部類に入るだろう.とはいっても,実は日本のカシミールソフトはこういう職人気質を持ったスイス人からも高く評価されていたりする.

ということで,執筆中の論文で共著者からのリクエストに応えるため,大昔に作った図を引っ張り出してきて加工を始めているところ.Pov-Rayがインテルマックで動かないことが判明してちょっと焦ったけれど,ParallelsのWindowsで動くことが判明して安堵したり.


温暖化対策私案

先日の集会では,本州方面からいらした方々には札幌の涼しさがかなり受けていた模様.それでも,うちのサーバー周りやネット機器などの常時稼働中の機器の発熱はたいしたもので,それが原因と思われる不具合がいくつか出た.ちゃんと放熱対策をせずに積み重ねたりしているのがそもそも悪いのだけれど...

札幌が涼しいということでふと思ったのだけれど,データセンターのようなサーバーバリバリの巨大放熱機関は,ただでさえ暑い都心にあって冷房をかますなどの放熱の連鎖を引き起こすぐらいなら,アラスカとかシベリアとか,はたまた南極とかに移設して,現地の暖房熱源にでもすればよいのになぁ,と思ってしまった.たぶんどこかの誰かがもう考えていそうなことだなぁ...


夢と情熱

ランディ・パウシュ教授が亡くなった.広く知られるようになった大前提として,この日が近いということがあった訳だけれど,夢を実現することを説いた「最後の講義(授業)」には感動させられた.

最近しょぼくれ気味だけれど,やっぱり夢と情熱は大切にして生きていこうと思う.

合掌


沈まぬ太陽

image久しぶりにまとまった時間がとれたので,原稿書きと調べもの.

火星の沈まぬ太陽(NASA)を見つけた.一火星日の連続写真ではなくて,何日もかけて撮ったのを合成しているらしい.ちなみに左の写真は地球の南極の沈まぬ太陽(2006年12月4日・山本隊員撮影).

関連して,NASAがnon-profitな画像アーカイブ公開を始めたというニュース.構成とか見せ方とか,いろいろ参考になる.


緊急地震速報初体験

私の自宅には書斎などというものはない.いつものようにダイニングでパソコンを開いてデバッグ作業をしていたら,テレビで緊急地震速報が流れた.試験的なものは何度か見たことがあるけれど,本当の速報を見るのは初めて.

確かに,その数秒後に建物が揺れ出した.思いの外揺れは大きく長く続いた.NHKを見たら,番組を中断して岩手北部でM6.8規模の地震が発生したことを伝えていた.

今回くらい,実際の揺れに先行して予報が伝えられると,身構えるくらいのことはできるかなと思った.誤報もままあるという評価だけれど,鉄道を緊急停止させるなどの自動システムには有効だろうという気がする.

(本当は日付が変わって24日になっているけど,23日のエントリーとして書いておく)


休日のいろいろ

明日の講義の準備.占いで「なんとかなると思っていることはなんともならない」と書いてあったのが気になって,入念に準備.

と思って仕事していたら,かつて同期の岳友が遭難死した日高の直登沢に,20年以上ぶりに挑戦していたパーティの件で緊急の呼び出し.久しぶりにルームに行った.あいかわらず汚い.予想通り,連絡が遅くなっただけで無事下山,ということで仕事に戻る.

やっぱり,ちゃんと山に行き続けているものが一番えらいと思った.


地名問題と地理屋の意義

今朝の道新に,「アイヌ語名変え意味消失 国土地理院地形図の7河川で」という記事.AACHでも数年前から指摘してきたことがようやく取り上げられた.ホームページ上のコメント以外にも,メーリングリストなどで活発に議論や問題指摘があったことも付け加えておく.

地方自治体の合併で旧来の行政区名が失われつつあるけれども,河川はそれを越えた存在である.また,地名は歴史や文化もしょっているものであるし,世代を超えた共通認識メタファーでもある.

国土地理院は「地元自治体の申請がない限り、地名の変更はできない」と言っているけれども,こと地名に関しては自治体の権限がこれほどに大きいということに驚きを感じる.それだけに,自治体の責任は大きい.地元とは市町村レベルなのか都道府県レベルなのか,よくわからないところもあるけれど,そういう垣根も取り払って,責任転嫁・たらい回しをせず,積極的に正確な地名調査に乗り出すべきであろうと思う.北海道の場合はアイヌ語との関係もあって,事情はさらに複雑だけれど,地図化の歴史は和人の入植後の百数十年に限定できるから,むしろやりやすいハズだとも思う.

そういう地理的素養を持った職員が自治体にいないとすれば,河川管理に関する工学系に偏った日本の行政の文化度は低いと言わざるを得ない.翻って人材輩出機関としての北大をみてみると,北海道というフロンティアに直面してきたわりには,そもそも「地理学」という名称を関する部局が学科レベルで北大に存在したことは,わたしの知る限りこれまで一度もない.北大はその発足の経緯からして,開拓に関する実学を重んじてきたため,大英帝国的な地理学を教える学部が作られなかったのであろう.

地下資源開発とのからみで,北大の地質学が盛隆し多数の人材を輩出してきたという側面はあるものの,実際のところ,北海道に関する純地理学的な研究は,本州の大学の研究者によって実施されてきたという面は否定できないと思う.

道内の地元としてAACHがその肩代わりを担ってきた,というと言い過ぎ・自画自賛しすぎのところもあるだろうけれど,AACH内での議論を見ていると,あながちはずれでもないかな,とも思う.

今や,全国的に見ても,地理学がはやらないのか,地理学を標榜する大学はどんどん減っている.東大ですらもう地理学を冠する部局はない.それに代わってあちこちに出てきているのが,国際・環境・地域システム・都市研究などといった名称の学科だ.

とはいえ,これらの新名称領域を支えているのは,物理学に数学が必須なように,やっぱり地理学だろうと思う.以前,地理学には「–logy」がつかないので学問ではない,と揶揄されたことがあったけれど,「philosophy 」にしても「mathematics」にしても,メタ領域の学問にはことさら「–logy」をつける必要はないのである.だからといって,日本の地理学が安泰だとは思っていないのだけれど...

最近,こういうメタレベルの重要性(というか基礎固め)が軽視されているがゆえに引き起こされる問題が多いように思えて仕方がない.


テレビを新調

ついにテレビがいかれた.10年使った.貧乏生活には痛い出費だけれど,人並みにやや大型のハイビジョン液晶テレビを買うことにした.

うちの場合,リアルタイムで放送番組を見ることは非常に希.録画機器のほうはハイビジョン収録できないのでテレビが高画質であるのは活用しきれない.消費電力が半分以下になったのは大きいかも.


行儀の悪いロボット

昨日届いた原稿の校正作業.

サーバーがやけに重いと思ったら,CPU負荷が常時100%近くで推移していた.原因は,某国の行儀の悪いロボットの絨毯爆撃.ipfwで退去してもらう.

ついでに,このような連続アクセスに耐えられるよう,コンテンツをキャッシュ化することにした.


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