窓いっぱいの剱岳

昨日までの春の嵐が去り、端午の節句は見事なピーカンに。空気がひと段階澄んだようです。
山はどうやら雪だったようで、白と紺のコントラストがぐっと深くなっています。
暑くもなく寒くもなく、いちばん動ける季節。
この機を逃さず、実家の整理を一気に進めています。
窓いっぱいの剱岳をおかずに、デコったリビングで昼のひと休み。

草むしり、庭木の剪定、屋根裏に積もった不要品の外だしなど、よく働いた一日でした。♪今日の業をなしおえて♪…ドボルジャーク《新世界より》第二楽章を、思わず口ずさみたくなる夕暮れです。 代掻きを終え、田植えを待つ田んぼの水面に、アーベントロートの剱岳が静かに映り込んでいます。特徴的な塔は、母校の小学校。この春で廃校になりました。

Mac Plusが40年ぶりに

大型連休にはいって帰省し、あいかわらず実家の片付け。まったく終わりの見えないエンドレス地獄です。新緑の田園風景と、残雪に輝く立山連峰の雄姿だけが救いです。  今回は思い切って、これまで避けてきた旧家屋のほうに着手しました。全体像を把握しようと“宝探し”をしていたら、なんと、大学3年のときに大枚はたいて買ったMac Plusが出てきました。マウスのケーブルは切れ、キーボードは行方不明。それでも「80MB」のハードディスクが一緒に出てきたのには思わず苦笑いしてしまいました。これで卒論を書いたんですよね。まだ学生がワープロを使うようなこともなく、地質図は色鉛筆で塗っていた時代です。Mac Drawで描いた柱状図が妙に受けていました。  映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーII』で骨董品扱いされ、『スタートレックIV』では、マウスをマイクのように握って「コンピュータ?」と話しかけてしまう、あのマシンです。いまや「Hey Siri」と呼びかけるのが当たり前になったことを思うと、あのとき映画で見た未来に、現実が静かに追いついてきたのだなという感慨が湧いてきます。  私のMac遍歴はこのあと、エポックメイキングなところでいえば、SE/30、PowerBook 140、PowerPC、Duo、初代iMac、G4、Mini、Air、M1、そしてNeoへと続いていきます。  発掘したPlusちゃんに電源を入れてみると、「ポーン」という音はしたものの、ブラウン管は沈黙したままでした。外側だけを生かして、中身をMac mini(M4)と液晶モニタに入れ替えてやって、オブジェとして蘇らせてみようか……そんなことを考えています。  折しも今年はApple創業50周年、そしてMacintosh Plus発売から40年。自分の時間もまた、きちんと堆積しているのだなと、妙に納得しています。

Erosion?

イヤこれマズイでしょ。素晴らしいインフォグラフィックではあります。ただ私が授業で使うなら4つめの図はGravity ErosionではなくMass Wastingにしますね。なぜなら、地形学の厳密な定義では、侵食には水、風、氷などの物質を運ぶ媒体が必要だからです。重力は「媒体」ではなくむしろ「力」としてとらえるべきだと思います。

初夏を思わせる日和

多摩キャンパスで新入職員研修会が開催され、冒頭の役員講話を担当するため、朝から出校です。研修会場に通じる一角に、小さな幟を飾りました。
 屋外は真っ青な空に新緑が目にまぶしく、初夏を思わせる日和。思わず外でお弁当を広げたくなります。
桜の開花はやや遅めでしたが、その後の季節の進みはむしろ早く、体感としては平年より半月ほど先を行っているように感じます。

JARE70周年

1956年に第1次隊が出発し年明けの1957年に昭和基地が開設された日本の南極観測は今年で70周年を迎えます。国立極地研究所を中心に記念事業が実施されますし、7月からは日本科学未来館にて特別展「大南極展」が開催の予定です。
JARE50周年のときには私は昭和基地にいました。当時科学未来館の館長をされていた毛利衛氏らの視察団を昭和基地でお迎えしたのが懐かしいです。そのときは上野の科博で南極展が開催されていましたが、その会場からの衛星回線中継で生まれたばかりの息子と対面させてもらいました。あの越冬中に生まれた息子ももう成人です。月日のたつのがなんと早いこと...

春うららの高原リゾート

今日は新任教員をあつめた研修会が多摩キャンパスで開催されているので土曜日出勤です。私の出番はないのですけど、春うららの高原リゾート気分で、執務室でたまった仕事をしています。多肉植物から伸びた花芽の先が開花しました。キャンパスの日向にはフデリンドウも咲き始めています。ちょっと早いですが端午の節句の演出もはじめました。

海自が南極観測から撤退

うすうす聞いてはいましたが、ついに「ふじ」就航以来砕氷船を運航してきた海自が南極観測から撤退ですか...記事にもあるように、運航を引き継ぐJAMSTECのほうが柔軟に事業計画の策定することが可能なのは確かだろうとは思います。また、これまでの知見を生かすために経験ある自衛官を約30人程度支援派遣するとのことなので、そこも不安はなさそうです。いっそのこと、昭和基地の運営・管理も民間に委託にしてもよいのかも。ペンギン饅頭号の登場も夢ではなさそう。

新年度スタート

桜が満開の多摩キャンパスで新年度が始まりました。
見上げれば枝いっぱいの花、足もとでは新入生たちの往来。
キャンパス全体が、どこか浮き立つような空気に包まれています。
広場の木には分蜂したミツバチがひとときの仮宿をしていました。
攻撃性は低く、刺激しなければやがて次の場所へと静かに旅立っていくはずです。
そのすぐそばでは、新歓行事の一環でフラダンスの披露もありました。
ゆったりとしたリズムに、見ているこちらの呼吸までほどけていくようでした。
人も、ミツバチも、そして風に揺れる花びらも。
同じ春のなかで、いくつもの“出発”が重なっています。

Mac歴40年目のNeo


噂のNeoが届きました。色は思い切ってシトラスにしてみました。2020年に南極に出かける前に購入したAir(M1)以来、6年ぶりの新調です。最初に手にしたPlus以来、Macとの付き合いも40年になります。この間に使ってきた機種も数知れず。この価格でこの性能が手に入るのは、当然の帰結とも思えますし、どこか夢のようでもあります。
 さっそくケーブル直結でデータ移行。NeoのUSB-CはThunderboltではなくUSB3規格ですが、200GBほどが1時間半ほどであっさり完了して、拍子抜けするほどスムーズでした。Vineで動かしていたWindowsアプリが移行後もそのまま動いたのには少し驚きました。
 もう日常業務にはこれで十分です。ヘビーな動画編集や大規模なデータ解析をするわけでもなく、ローカルAIを回す予定も今のところありません。むしろ、いくつもの拠点を渡り歩く今の働き方には、この軽さと気軽さがちょうどいい。6年もののM1 Airの性能にも不満はありませんから、それも生かしつつ、拠点ごとに置いておいて、身一つで移動するだけでもいいくらいです。どうせメールもデータもすべてクラウドにありますし。
 アカデミック価格ならTouch IDモデルでも10万円以下です。学生のみなさんにも十分おすすめできます。むしろ、レポートをiPhoneやiPadで済ませてしまうより、こういうマシンでしっかり書いてほしいところです。どうせiPhoneは持っているでしょうから、Appleお得意の連携機能を活かして使えば、なお快適です。

入学式

入学式の朝に千鳥ヶ淵を散策して満開の花を見てきました。このところ菜種梅雨っぽい天気が続きましたが、おかげさまで今日は晴れました。


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