夏本番

国際南極大学講座スイス実習の事前勉強会.スイス実習は今年で4回目.最初の2回は越冬中で不在,昨年はお呼びがかからず,ということで今年初めて引率で参加することになった.こんな楽しそうなことをもう3回もやってきたなんて...という感じ.

夕刻,実習の一行で大通りのビヤガーデンに繰り出す.めずらしく夏らしい夕方の大通公園は,長かったエゾ梅雨からの開放感に浸る市民であふれていた.平日だというのにみんな仕事してるのか〜?って感じ.


さみだれ

さみだれ式に入ってくる学会の仕事に忙殺される.

日中は暑いけれど夕刻にはそれなりに涼しくなるので走るのには丁度良い.


夕涼み

蒸し暑い一日.夕涼みがてら,学祭では禁酒のくせになぜかその当局が公認しているという支離滅裂な飲酒庭「」に誘われてでかける.

なかなか面白い会話ができた.


母国語解読

先週,さる学会の関係者の間で「影の重鎮」と称される女史が,退避所住まいの教授を訪問された.お茶話しにつきあって会話していると,いろんな研究者を長年に渡ってみてこられたようで,相当の眼通力をお持ちのようすがよく伝わってきた.

その女史が「最近はみんな日本語で書くのが下手になったわねぇ..」と嘆いておられたのだけれど,今日届いた学会誌を読んで,うん,もしかしてこの号もその一例か?と思ってしまった.

この号自体は,近年になく内容の濃い秀逸な号である.封を開けるなりカブリツキで読み始めた...のはいいのだけれど.どうもすんなり頭に入ってこない論文が多いことに気づいた.いよいよ私の理解力も年貢の納め時か,,,と覚悟して,じっくりとかみ砕くように読んでみたのだけれど,それでもなかなか頭に入ってこない.

そうこうしているうちに,先週の彼の女史の言葉を思い出して,このようなことだったか...と思った.

母国語で学ぶこと,理解すること,教えること,そういう機会が自国で保証され,そのレベルも維持されていることは,とても大事なことだと常々考えている.一昔前は,査読者や編集者が「てにをは」にもそれなりにこだわって査読していたと思うんだけれど,最近ではグローバルな研究者には甘くなってしまうのかなぁ,と思ってしまうのは私だけ?それとも学会員じゃない演者が大半,というのに気兼ねしたのかなぁ?

なにはともあれ,この号が届く前に女史の諌言を聞く機会があったおかげで,自分の理解力を疑わずにすんだことには感謝したい.

ということで,もうちょっとがんばって読んでみよう.内容が一級なのは間違いなく,母国語を解読しても読む価値のある特集号であることは確かなのだから...う〜〜ん,なんだか,してヤラレてしまっているような気がする...誰にって,グローバリぜーションに,ってとこかな...


また曇り

夏かな,と期待したけれどまた曇り.

検討中の論文に重大な問題点があることに気づいて,気分も曇り.この調子だとまだまだかかりそう...もう7月も終わるというのにヤバイ...


ようやく晴れ

ほぼ10日ぶりに晴れた.もう夏は来ないかと心配したけれど,しばらくは夏らしくなりそう.


南極講演

数日前から北大で南極科学委員会国際生物シンポが開催されている.私は生物屋ではないが,南極,ということで極地研をはじめとして南極つながりの知人も多く来札しているので,ポスター会場などに顔を出したりしている(モグリ?).

午後,市民向け公開講座に出かけて,昭和基地とのテレビ会議や作家の立松和平氏の講演など聞いてきた.立松氏は,南極観測50周年を記念した企画で宇宙飛行士の毛利さんらと共に昭和基地を訪問しており,私は昭和基地で彼らVIP一行をホストしたという関係.

立松氏は科学者ではないので専門家としてのデータに基づいた説得力はないけれど,作家としての語り口や表現力には唸らされるものがある.昭和基地ではさんざん学術的な内容をレクチャーしたので,そのかいあってか,南極観測のサイエンスの面についてもそれなりに理解してもらえたようで,立松氏の語りを聞いていて,軸をはずすことがない安心感があった(ときどき間違えるけど致命的ではない).

私は職業柄,地球環境変動や温暖化の議論の考え方についてよく質問されるけれど,的確な回答を持ち合わせていないものの一人であることを常々自覚している.今日の立松氏の「語り」を拝聴して,その中の言葉にヒントを見つけた.それは「地球にやさしく」というけれど「地球は我々にはやさしくない」という言葉.これは,南極の厳しい自然を目の当たりにした立松氏の率直な感想であると同時に,アイスコアから読み取られようとしている地球の数十万年の歴史,そしてその激動の歴史の中で人類をはじめとして多種の生物が盛衰を繰り返してきたという事実がある,ということをわきまえた,そういう意味深長の言葉であるように思う.


原稿書き

ようやく原稿書きに専念できる時間がもてるようになった.

推敲にはしばらく原稿を寝かせるのがよいというけれど,ちょっと長すぎかも.


さえずり始めました

全国大会のサイトに,今話題のTwitterを導入してみた.この手のサイトでは初めてに近い試みかも.

私はそれほどつぶやくタイプではないので,本当は実行委員全員でさえずって欲しいところではあるんだけれど,とりあえずは正式アナウンスするほどのことでもないようなことを綴っていってみようかと思う.結局,大会運営といっても生身の人間がやってることだから,そのへんの臨場感みたいなものを伝えられればいいかな,って感じ...

たぶん,大会開催期間中のちょっとした変更やアナウンスなどには,有効に使えるだろう,というような気がしている.


準備

9月に引率することになっているスイス実習の事前準備勉強会用の資料を作成.最後にスイスに行ったのは10年前で,当時はまだリバーサルフィルムの時代.今回の退避でスライドは登別の倉庫なので,事前にスキャンしておいて良かった...と胸をなで下ろしているところ.

とりあえずレクチャーのタイトルは「景観から読み解く氷河と永久凍土」

夕刻,はきつぶしてしまった軽登山靴の代替品を物色しに山道具屋へ出かける.野外調査の必需品とはいえ,校費では落とせそうにないのがつらいところ.


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