南極観測70周年記念 南極展
奇跡的に、ぽっかりと予定の空いた平日。「行くならここしかない」と思い立ち、日本科学未来館で開催中の「南極観測70周年記念 南極展」を見に行ってきました。夏休み前の平日にもかかわらず、会場には思いのほか多くの人が入っていて、少し驚きました。入場してすぐの映像には、私の姿も何カ所か登場しています。
開南丸から二代目「しらせ」まで、歴代の南極観測船が勢ぞろいした模型展示も見応えがあります。しかし、未来館から歩いて5分ほどの場所には、初代南極観測船「宗谷」の実物が係留されているのを忘れてはいけません。もちろんこちらにも足を延ばしてきました。
賑わう南極展とは対照的に、宗谷の船内はひっそり。入場無料なのに、なんとももったいないことです。ちょうど、宗谷を管理する海洋科学振興財団の担当リーダーで、元「しらせ」乗組員の方がいらっしゃったので、「せっかくこれだけ近くにあるのですから、南極展と連携しないのはもったいないですね」と話しかけたところ、「なぜか、こちらは70周年から蚊帳の外なんですよ」と、寂しそうに話されていました。さまざまな事情があるのでしょうが、どうにも割り切れないものを感じます。やはり、実物に勝るものはありません。南極展を訪れる方には、ぜひ70年前に昭和基地建設を成し遂げた主役でもある宗谷まで足を延ばしてほしいと思います。
外はうだるような暑さでしたが、極寒の南極に触れ、気分だけは少し涼しくなりました。締めくくりは、7階のカフェで、南極海に浮かぶ氷山をイメージしたフロートをいただきました。このカフェには、私にとって忘れられない思い出があります。今から20年前、南極観測50周年の頃、当時、日本科学未来館の館長を務めていた宇宙飛行士の毛利衛さんが昭和基地を訪問され、「昭和基地は宇宙よりも遠い」という印象的な言葉を残されました。当時、私は越冬隊の一員として昭和基地側でこのVIP訪問団をお迎えしており、その言葉を直接聞いていました。帰国後には、そのときのお礼にと、毛利館長自らこのカフェを貸し切り、私たちの帰国歓迎会を開いてくださいました。
氷山のフロートをいただきながら、南極観測50周年から70周年へと流れた20年の歳月を、しみじみと思い返した一日でした。
開南丸から二代目「しらせ」まで、歴代の南極観測船が勢ぞろいした模型展示も見応えがあります。しかし、未来館から歩いて5分ほどの場所には、初代南極観測船「宗谷」の実物が係留されているのを忘れてはいけません。もちろんこちらにも足を延ばしてきました。
賑わう南極展とは対照的に、宗谷の船内はひっそり。入場無料なのに、なんとももったいないことです。ちょうど、宗谷を管理する海洋科学振興財団の担当リーダーで、元「しらせ」乗組員の方がいらっしゃったので、「せっかくこれだけ近くにあるのですから、南極展と連携しないのはもったいないですね」と話しかけたところ、「なぜか、こちらは70周年から蚊帳の外なんですよ」と、寂しそうに話されていました。さまざまな事情があるのでしょうが、どうにも割り切れないものを感じます。やはり、実物に勝るものはありません。南極展を訪れる方には、ぜひ70年前に昭和基地建設を成し遂げた主役でもある宗谷まで足を延ばしてほしいと思います。
外はうだるような暑さでしたが、極寒の南極に触れ、気分だけは少し涼しくなりました。締めくくりは、7階のカフェで、南極海に浮かぶ氷山をイメージしたフロートをいただきました。このカフェには、私にとって忘れられない思い出があります。今から20年前、南極観測50周年の頃、当時、日本科学未来館の館長を務めていた宇宙飛行士の毛利衛さんが昭和基地を訪問され、「昭和基地は宇宙よりも遠い」という印象的な言葉を残されました。当時、私は越冬隊の一員として昭和基地側でこのVIP訪問団をお迎えしており、その言葉を直接聞いていました。帰国後には、そのときのお礼にと、毛利館長自らこのカフェを貸し切り、私たちの帰国歓迎会を開いてくださいました。
氷山のフロートをいただきながら、南極観測50周年から70周年へと流れた20年の歳月を、しみじみと思い返した一日でした。