今期初ゼミ

今年度最初のゼミ.夕刻よりコース新歓コンパ.

新しらせ進水式...悲喜こもごも...悲・喜


雑用

管理しているサイトが膨大になりつつあるので,Wikiに情報を整理する.こうなると1Passwordというユーティリティは手放せなくなってくる.

学会貧乏解消のために整理退会した学会の仕事を,なぜかあれこれやっている.冊子にせずにWikiPedia風にネット公開してしまえばいじゃん,と思ってしまうのはいけないことだろうか...と思いつつ,もうその試作版までつくっちゃったし...


観測と観察・発見・採取

セルロン隊が5億年前の大陸衝突を示す鉱物を発見したというニュース.飛行機で出入りしていた地質隊は採取したサンプルの運搬をしらせに託していたので,船が帰港したのにともなって岩石も日本にやってきた.現物を前に小山内さんがインタビューにこたえている.

記事によっては「観測に成功」と書いているものもあるが,鉱物の発見・採取を「観測」と表現されてしまうのには同分野の研究者として違和感を感じる.プレス記事を書く記者の資質が問われるところだろう.

Japanese Antarctic Research Expeditionを日本南極地域「観測」隊と呼んでいる所にも問題があるのかなぁ...

この前のOB会での報告では擬×▲○という岩石を発見したと聞いたのだけれど,しらせが帰港した時点でのプレスリリースで含バナジウム鉱物の発見のほうを挙げているのは何か意図があってのことなのだろうか?


研修会

image調査チームの合同研修会.土曜日に凌雲閣に集合してミーティングしたのち,本日は野外で積雪観測と行動技術の実習.

昨日の悪天で山はすっかり冬の白さを取り戻して,今朝からの陽光に輝いている.稜線まで出て新雪の斜面を滑走したい誘惑に駆られながら研修をこなす.

久しぶりの雪山ですっかり日焼け,顔がヒリヒリ.


諸情報

今日は休日出張の代休日.でもやっぱり研究室にいる.今年度から引き受けた委員会の会議にもでたりして...

ちょっと時間ができたので道新のサイトを見たら,先日書いた「現代かわら版」の南極の記事が掲載されていた.

科研費が通った.といっても自分が代表じゃなくて共同研究者で入っているヤツ.自分のはまだ連絡がこないところをみると落ちたのだろう.そもそも申請した科目では分野全体のパイが少ないみたいだし,元気がよい他分野に蹂躙されているような気配もあるので,今後は別分野で可能性を探ろうと思う.ついでに通らない学会そのものもやめちゃおうかとも思ったり...

雄阿寒岳と知床の天頂山が活火山になりそうな気配.数年前に修論生と一緒にやった仕事でもそれらしきモノは確認できていたような...この前でたばかりの論文もちょっとかすっていたり...

中村有吾・丸茂美佳・平川一臣・澤柿教伸 (2008): 北海道東部,知床半島の完新世テフラ層序.第四紀研究, 47, 1, 39-48.

なんとWikipedia日本語の記事は,3月中旬には最新の情報に更新されている.雄阿寒はまだ.


寒締めホウレンソウ

午前中は早朝から,昨日片付かなかった仕事の続き.

午後,雪氷学会北海道支部総会と春の講演会.講演会で聞いた寒締めホウレンソウの話は面白かった.ホウレンソウを低温で栽培すると糖分やビタミンが濃縮されるという話.地温や気温などの環境条件を変化させたときの寒締め程度をみる実験栽培や,種まきから収穫・出荷までのタイミングを考えた栽培技術の開発,市場への適正な品種説明など,植物学でもなく生理学でもない,農業試験場の仕事とはこんなことなのか,とかなり納得させられた.たまには別の分野の話を聞くのもよいものだ.


入学式

大学院の入学式.ガイダンスなどでバタバタ.その合間にも,報告書記入ページの不具合への対応やDNS移転手続きなど,あれこれ仕事が舞い込んできて,またバタバタ.この水曜日は寄稿の当番日なのだけれど,書いている暇無し.申し訳ない.

さて今年度はどんな年になるやら.


報告

夕刻より南極OB会北海道支部総会.阿部さんからセルロン隊,榎本さんと杉山さんから日ス共同トラバース隊の報告を聞く.昭和基地でこれらの野外パーティを支えた48次通信の戸田さんにも再会できた.

テントとスノモだけで3ヶ月もセルロンで過ごした地質調査隊の活動はなかなかのもの.新開発したフリーズドライによる美味でバリエーションのある食事は隊員の精神安定のためにも大成功だったとか.

スウェーデン隊の雪上車やモジュール(日本風にいえば居住カブース)は興味津々.一般車と同じくらい静かで,居カブ内部は高級クルーザーなみの環境という別次元の作り.逆にスウェーデン人はSM100の強力なパワーと一台で完結できる大型スケールにあこがれていたとか.基地の外れのパーキングエリアに電源コンセントの柱が立っている写真があった.白夜といい極寒といい,普段の生活スタイルをそのまま南極に応用できてしまうあたりは,さすが北欧だと思った.

映像ジャーナリストでもある阿部さんの報告は,週刊新潮やHTBのイチオシで順次発表される模様.


障害物競走

年度初めのいろんな作業はまだ続く.逃避のための書類書きやコピーした論文の整理など.

一部で『障害物競争』と揶揄される事態になったリレーをGoogle Mapで追うことが出来る.Google Earthのkmlもある.


彷徨える湖

日ス共同トラバース隊の相手方のスウェーデンといえば,著名な探検家スヴェン・ヘディンを生んだ国.今日の道新「現代かわら版」は34次で一緒に越冬した榎本さんの寄稿記事だった.トラバース隊の調査項目の一つに南極氷床底に未確認の湖を探り出す仕事があったが,榎本さんはこれをヘディンの業績であるロプノールになぞらえて,南極大陸での彷徨える湖かもしれない,と書いていた.

実は私も前に同じようなことを書いたことがあるのだが,当時は日本とスウェーデンとが共同でトラバース調査をするとはまったく関知していなかった.

実際にスウェーデン人と寝食をともにして探査してきた榎本さんの寄稿には説得力がある.地理学的センスがある雪氷屋さんがまだ残っていてくれたようで,うれしくも思ったり.


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