悪戦苦闘
昨日の続き.
なかなかうまくいかない.
昨日の続き.
なかなかうまくいかない.
昭和基地は常時インターネットが使えるが,回線の細さやセキュリティの都合で利用がいろいろ制限されている.
今回,越冬に踏み切ったのは,ネットが使えるということも大きな動機の一つなのであるが,管理しているサーバーにつなげるためには制限を突破しなければならないことも多い.
裏技ではなくて正攻法で遠隔管理を実現するために,いろいろとサーバーに細工.そのテストを繰り返す.まだ完璧ではない.研究室側に手足となる子分が欲しいところだが,人材不足.
起学専攻の教員会議.
例の議論が,舞台を移して再燃.というより,発展的に継承されたんだから.地圏時代にやった議論はここでも押さえておく必要があるハズなんで,起学担当教員にはしっかりコンセンサスを作って頂きたいと願う.
私の意見は,ここにもさんざん書いてきたとおり.
どうやら自民大勝の様子.
小選挙区制は,接戦の場合,死に票が多い制度であると言われる.従って,当落数よりも得票率のほうが実感に近くなるのだという.自分の一票が死なないように祈る.
早めに東京に戻ってきたが,札幌便はどれも満席で早い便に変更できず.時間つぶしに銀座をぶらつく.そのせいで例のnanoに触手が伸びる.オフィス街がお昼休みになったとたんに店内には長蛇の列ができていた.
帰路,ふらっと立ち寄った本屋でみつけた「あのころの未来—星新一の預言」最相 葉月 (著)を読む.中学生の頃,星新一に狂って,休み時間の大半をショートショートを読みふける時間に費やし,全作品を読破していたのが自慢だった.あのころは,未来に夢と希望を抱いていたし,星氏の小説が持つアイロニーというかアンチテーゼに自分なりに思いを巡らせていた時期でもあった.
著者の最相氏も自分とほぼ同年代だし,思いは通じるところがあって,星氏へのノスタルジーに浸るには十分な内容であった.こういうエッセーは私にも書けそうだと思うのだけれども,結局は星氏のふんどしで相撲を取ることには変わりなく,この本もその領域を抜け切れてはいない.星氏の新作をもう読むことが出来ないことに気づいて,非常に寂しい思いをした.昭和基地に星氏の作品があれば,ゆっくり読みなおしてみようと思う.
台風は日本海に抜けたが,東京は雨が続く.
夕刻,清水にむけて出発.久しぶりの新幹線.
訓練のため上京.