おもり

週末を利用して,画像アーカイブ構想のためのホームページを構築.XOOPSというのを一から勉強して作成.結構便利.もう少し早く知っていれば,これで研究院やコースのサイトも作れたのに...

テレビ制作会社から,エクアドルの氷河について質問の電話.パタゴニアまでならなんとかなるが,南米の北部はちょっと盲点.ペルーに登山遠征している現役のことを思い浮かべつつ電話に対応.

朝,学校に来てみたらどうもサーバーの調子が悪い.RAIDの片方がクラッシュしていた.とりあえずいかれたミラーの片割れを切り離して復活.ミラーリングRAIDの速攻復活効果を初めて体験.でも,一番安定して稼働していた信頼のおけるサーバーだっただけに,ちょっとショック.まあ,HDとはこんなもんだと納得.

明日の「北海道学」の担当最後の講義の準備.その合間に,ゴミ箱から拾ってきたマシンを山岳館の閲覧用にセットアップ.最新のOSでバリバリに動くマシンが完成.捨てる方も捨てる方だが,拾うほうも拾うほう.

帰宅したら正式決定通知が届いていた.どんな話題にせよ,かみさんとは深刻な会話にならないようにお互いに気をつかう.変な夫婦.


氷河と電車の混雑

「北海道学」の講義の準備やらGWのテストやらでなかなか論文が進まない.「進まない」というのは「進める気がない」ってことなのかもしれない,と自己反省してみたりもする.

懸案の論文はオージャイブに関するもの.ふと,寺田寅彦の「電車の混雑について」という随筆を思い出した.

人々が,我先にと時間を惜しんで早く来た電車に乗り込む心理が,自然物にも存在しているとは思えないが,混んだ電車のあとに空いた電車が来るという法則は,氷河表面のデブリの分布にも当てはまるのである.それが,今書いている論文.

夕刻,JARE45で越冬した清水医師の「隠れ気水圏隊員としての越冬報告」を聞きに低温研へ.

美しくみごとな写真が多い.清水医師の腕前もあるのだろうけど,デジカメ時代の南極撮影事情は相当快適そうに思えた.さて私は,どういうカメラを携行しようかしら?


グループウェア

前に総隊長から事前通告されていたグループウェアの面倒をみる可能性があるので,どんなもんなのかフリーのソフトをインストールして試してみる.

情報の共有と保護,という背反する条件をクリアするためには,かなりしっかりと細かく設定しないといけないような感じ.いろんなパターンを試していたら疲れた.


ゼミ

ゼミ.

ANOVAやらなにやら,その分野では重要そうな解析方法.

紹介される文献も,すぐ上のひとのだったりして,ちょっと安直.


講義二回目

科研費の落選理由が郵送されてきた.結果はA評定で5点満点の数値評価もそんなに悪くない.もう一息,という感じ

夕刻,全学教育「北海道学」の講義担当第二回目.

前回の講義で,半数以上が文系の学生であることが判明したので,ハイジやギャートルズやアイス・エイジを引き合いに出しながらわかりやすく第四紀と寒冷地形について解説.けっして彼らをなめているわけではない.むしろ文系学生のほうがすでに地理的素養が備わっているようにも思える.受験勉強の賜か.

気候や凍結現象に関しては,やはり工学・理学系の学生の反応がよい.こちらの盲点をついてくる質問も出る.

氷河の写真を多くみせたら,その美しさやダイナミックさに惹かれたので氷河地形学をやってみたい,と感想を書く学生がたくさんいた.ヨシヨシ.しかし,残念ながら学部レベルで氷河についてちゃんと学べるところは北大にはないんである.これは,もともと自然地理学の講座をもってこなかった大学の悲哀でもある.

そろそろネタが尽きてきた.次回のタイトルは一応出してあるんだけど,そのタイトルを大幅に逸脱しない内容で次の90分をどうやって乗り切るか...頭のいたい一週間になりそう...


不毛な作業

午前中,前に相談にきていた池田先生とこの院生がGISの本作業を始めるというので,その開始作業を手伝う.

午後,ほぼ14か月前にやったのと同じ作業を,ぐっと苦いモノを飲み込みながら.もくもくと実施.わたしにとっては全くの不毛な作業.


学祭

学祭で休講が多い中,教授会や専攻の会議だけはしっかり開催.大学院は学祭とは関係ないのである.

院生たちは恒例のソフトボール大会.次の講義の準備をしているうちに一日が終わり,夕刻にジンパに合流.禁酒法などどこ吹く風.大学院は関係ない:P


科学コミュニケーター

M1のたどたどしい論文紹介のゼミ.彼らが修了する頃にはいっぱしの院生に成長していてもらいたものだ.

夜,留学生の家に招かれて,ネパール料理をたらふくごちそうになる.ネパール料理は,カナダでも日本でも,いつも食べ過ぎてしまうから不思議.

学技術への理解を促進する目的で,科学の“通訳”を養成するコースが,東大・早稲田・北大で始まる.

対象は学卒・社会人・博士取得者などのすでにできあがった人たちで,コースの参加費は無料とのこと.

北大ではどうなのかというと「北大・ 科学技術コミュニケーター養成ユニット」という名前で,博物館に事務局があって,いろんな部局から教員が動員されている模様.

報道発表があるまで,こんな動きがあるとは全然知らなかった.うちでやっていたコースの理念にも通じるところがあるが,残念なことに環境系の指導陣はいない模様.残念というよりは,うちと競合しないのでほっとしている面もある.

肝心なのは,受講生が「社会に向けて発信したい」と思う確固としたテーマや動機を持っているということだろう.その内容については「環境科学院」は正当な素材と基礎知識を提供できると思う.この学院を出たあとで,学んだことや考えたことを発信する技術を身につければ,もう鬼に金棒である.この構想の将来性は,コースを出た人々の活躍状況にかかっているだろうと思う.

うちのコースでの反省でいえば,バイアスのかかった思想の伝え方は科学者として御法度であることだけはしっかり教育してもらいたいと思う.それから「無料」ってことなので,受講生の希望に添えなかった場合を考えても,授業料をとっていたうちよりは良心的なのかもしれない,とも思ってみたりする.とはいっても,授業料をとることは,教えられる側にも教える側にもあるていどの緊張感を維持させるには必要な要素でもあるので,「無料」ということに甘えず,しっかりと緊張感をもって実施されるように望みたい.

自分も,学位を取った直後に就職がなかったら,ここに入門していたかもしれない...と思うほど,私個人にとっては結構魅力的なコースではある.


北海道学

図化機の最終調整ののち,講義の準備.

全学教育の分担で「北海道学」の7-9回目を担当しているうちの初回.

久しぶりに旧教養にいったら,学生がうじゃうじゃいて面食らう.でも,これが普通の大学なんだろうな,と自分のいる大学院のみという環境の異常さを再認識する.

ちょっと早口でしゃべりすぎたかな,とは思うけど,受講生の反応はまあまあ.次回以降,このテンションとネタの息切れをしないようにしないと...


非生産的

「北海道学」の準備があるのに,図化機のHDがクラッシュ.

修復に丸一日を要する.

非生産的な一日.


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