悲喜こもごも

氷河・周氷河研究グループが発足した模様.私が行きたいくらいな魅力的なネーミング.

シラバスと学生便覧があがってきて,ようやく学院・研究院全体の正確な姿が見えてきた.

これらの公式書類に基づく情報を正式にもらったという記憶がないんだけど...所詮「担当補助」ですから...そういう状態で,よくもまあここまで相違なく学院・研究院の公式ホームページを構築できたもんだ,と我ながら感心してしまった.

「柳の下にはそうそうどぢやうはいない」ってことで,日本の氷河地質学が認められるにはまだまだ時間がかかるという事実に,ちょっと落胆.


辞令

子供の通学に合わせて6時起きの生活を始める.

4月1日付けの人事異動通知を受け取る.

大学院地球環境科学研究院助手に配置換する
大学院環境科学院担当補助を命ずる

任命権者 国立大学法人北海道大学総長 中村睦男

「担当補助」なわけですな.


休暇

これまで別居であまり面倒をみてやれなかった息子のために年休をとる.これからも長期の別居になりそうだし...つかの間の同居...

「初日はメロンパンのおやつだよ」との誘いに,息子は「早く明日になって学校にいきたい」という.この反応に,育て方を間違っていなかったことを実感.「給食が始まればおかわり自由かもよ」との次の誘いに「何杯?」とすかさず聞き返すところにも,ますます息子の根性のまっすぐさを感じた.

年休休暇の午後は,学会支部最後の仕事の役員会.


起学

月曜日ということで,新組織が本格的に始動.教員が多くて組織も複雑で...なんとも先が思いやられる.

なんだかんだ言いながら,とりあえず船出.


画像アーカイブ

四月だというのに相変わらず寒い.べとべとの雪が降る中,画像アーカイブ構築作業の手伝いで山岳館へ向かう.

学内LANにつながれば,山岳館からの直接発信や画像提供者とのファイルのやりとりも楽になるのに,などと思いながら,アーカイブデータベースの核となるFilemakerをいじくる.

GENに始まる長年のヒマラヤ研究で蓄積された画像のアーカイブを作ろうか,という話もあるし,ネットを利用したインタラクディブなデータベース構築についてあれこれと考える.山岳館でのアーカイブ事業はそのプロトタイプになるかもしれない...ということは,ヒマラヤのほうも私が仕事をすることになるわけか???まあ,役に立てるんならいいんだけど.


環境科学院発足

今日から新組織が始動.私の仕事上の本籍は「地球環境科学院・地球圏科学部門・陸圏環境ダイナミックス分野」にあり,教育としては「環境科学院・地球圏科学専攻・陸圏環境科学コース」を主担当して,「環境起学専攻,課題:地球温暖化」を副担当する.

あーややこしい.名刺も作り直さなきゃ.どういう風に書こうかしら?

年度初めのいろいろな手続きで忙殺される.世知辛い話ばかりで気分的にもささくれだってきて,あまりよろしくない.

余裕をもってドーンと構えていたいものだが,まだまだ未熟.


地球環境科学研究科最後の日

春うららの東京から帰札.いきなり雪.一年前も同じことを書いていた.

たまったメールの処理やら,支部の仕事やら,講座の仕事やら,帰札してからいきなり事務作業に忙殺される.


修了式

この季節に大雪.晴れ着の卒業生・修了生には大変な日よりとなった.

出て行く前に,それでも学会発表はすませていきたい,という修了生のために,ギリギリになってポスター印刷.こういうときに限って紙切れ.

夕刻に突然院生に誘われて飲み会.これで四夜連続.

かつては,院生ともなれば,自分の能力は別として,いっぱしの研究者気取りで「研究に対する意識のうえでは教員とも互角だ」ぐらいに思っていたもんだと思うが,最近の院生はどうもそうではないらしい.ほめすぎてもけなしすぎてもいろいろ問題が出る.達成度みたいなものをきちんと正当に評価してあげられればよいのだろうけど...指導とはなんとも難しい.

でも,今夜は修了生達と胸襟を割って話すことができて良かった.自分でもかつては同じように修論やD論でやったことの評価に不安を抱いたり悩んだりしていた時期があったことを思いだすことができた.そのことを思えば,今夜吐露された修了生たちの気持ちは至極まともなんである.

そういう私だって,いまだに自分の仕事を自己評価し,評価されることを強要される状況にある.職業柄,人を評価する立場であると同時に,評価される重圧に耐えながら過ごしていく日常であると言ってもよい.そういう人生を選んだ以上は仕方のないことなんだけど,逆に,そういう世界で過ごしているうちに,評価ということに対して擦れてきていたところがあるのかもしれない.今夜は若い人たちがどういう評価のされかたを欲しているのかを知ることができて,我ながら初心を取り戻すことができた.

修了生たちの研究成果は完全ではないかもしれないし,内輪受けはしたけれども本質的なところではどうなんだ?と問われて言葉につまってしまうこともあるかもしれない.そう言っては修了生達に怒られるかもしれないが,けれども,修論生たちがかいま見せてくれた可能性に心躍らされたところがあることだけは確信を持って言える.

その夢を一緒に確実なものにしていくための研究パートナーとしての関係を築いて行くことができれば良いに越したことはないけれど,社会に出て行くことを選んだ彼らにそれを言っても詮無いこと.悩みつつもなにかをやったという実感を得てここを出て行ってもらうのが,大学院教育を生業としている者の一番の楽しみでもあり喜びでもある,としなければならないわけだ.

残された者としては,その後始末というか,彼ら・彼女たちの思いを形にしていく責務がある.良い夢を見させてもらったら,それだけ別のたいへんさを引き受けていかなければならない,ってことなのかもしれない.

「さん」じゃなくて「先生」とよぶ院生がほぼ100%になってしまったことにふと気付く.私が院生だった頃からの古株も今期ですっかりいなくなってしまったし,院生と共同戦線を張る若手助手の時代ももう終わってしまった.でも,「先生」と呼ぶ彼らに触発されて初心にかえって考え直すことは続けていきたい.それは,ループする人生ではなくてスパイラルする発展系の加齢過程であるんだろうけど...

修了者のみなさんの今後のご発展を祈念しております.


下を向く者・上を向く者

大気海洋の院生が指導教員同伴でGIS解析に関する相談にやって来る.必ずしも私は専門ではないんだけど,ちょっとは役に立てたかな?

年度末ということで,学会支部やら講座やら,いろいろと会計処理.

午後,COEのRAの再審査のための対策ゼミ(下を向いてシュンとなる指導教員).

地形ゼミを去る院生のためのうちわの飲み会(明るい将来に上を向く修了生).

今日も雑用で終わる.


ほんとの追いコン

身分保障のための雑務などで奔走.講演会のことをすっかり忘れていてブッチしてしまった.

夕刻より.地球生態学講座の古株が集まってたこ焼き・広島焼きパーティ.これがほんとの意味での追いコンなんだろうな.

それぞれの明るい未来を祈念.


1 202 203 204 205 206 207 208 247