蜘蛛の巣

強力な台風が接近中なので,帰宅時に研究室の戸締まりをチェックしていたところ,ゼミ室に入ったとたんに強力な蜘蛛の糸に巻き込まれる.

ゼミ室に蜘蛛の巣が張るようじゃ,この研究室も終わっているな...などと苦笑いしつつ,調べてみると,窓がいくつか開けっ放しになっていて,そこから糸が伸びていた.さらに糸をたどってみると,なんとその先に巨大な蜘蛛が...糸の張りっぷりといい,その太さといい,こいつが犯人だとすぐにわかるほどのたいしたやつである.

どうやら,昨日今日のうちに風にのって窓から侵入したらしい.

明日は朝から荒れそうだ.


デモ

業者に来てもらってGPSのデモをしてもらう.

京大のここでも,比較的良い評価を得ているやつ.

DGPSで補正できるのとGISソフトと連携できるのは確かにいいんだけど,普通のハンディタイプのGPSが7-8台も買えてしまう価格はうちの講座には負担が大きい.あんまり簡単に地図化できてしまうと,測量のなんたるかを考えずにマッピングする輩もでてきそうで,教育上良くないかな,とも思う.

プロジェクトで効率よく成果を出すことを求められるのなら,使ってもいいかな.まずなによりも,プロジェクト予算が付かないことには買いたくても買えないんだけど...


ここに,研究の進展で得た成果や興奮,夢みたいなこと,をどんどん書き連ねて,毎日楽しんでいる様子を伝えられたらどんなに良いことだろうと思う.


更新時期

15年来愛用してきた帽子をなくした.知床取材の時にどこかに忘れてきたみたい.

8月の日高調査の下山時に,15年間着た山シャツがビリビリに引き裂けていたのに気づいたし,10年前に東京で購入した自転車の車軸がゆがんで,修理に高額がかかることが判明した.いろんなものの更新時期が来ている感じ.

帽子は結構気に入っていたので,なくしたのは痛い.金曜日放送の「北海道スペシャル」に生態の工藤助教授が出演されていたが,番組の内容よりは工藤さんがかぶっていた帽子のほうが気にかかって仕方がなかった.でも,私にはあの手の帽子は合わない.

とういうことで,今後10年つきあえる新たな帽子と山シャツを調達しに出かける.帽子のほうは,なくしたものに匹敵する品がなく,意気消沈.


不明のダウン

突然講座のサーバーがダウン.

昨日の記事にも書いたように,続きのない講座のホームページなんてダウンしたところで困る人はいないだろう,むしろ無誠実垂れ流しをしなくてすむからいいんでないかい,と思って,緊急性を感じないまましばらく放置.

こんな時に限って,本日締めきりのファイルをwebmailでやりとりしている者が約一名いることが発覚.本腰を入れて復旧作業に乗り出す.

見当をつけていたファイルが原因ではなっかたことが判明し,しばし焦る.

結局,別機にクリンインストールした設定ファイルを移行させて復旧を完了.原因は不明のままだが,私のあらぬ考えにサーバーがひねくれたか賛同してくれたかで,かってに停止したのかも...

これで半日つぶれた.


プレスリリースした以上は

発表原稿の作成.

文献を収集しに地物の図書へ行ったものの,製本準備中で入手できず.

夕刻,北見の榎本さんが来て,うちでやっている写真測量ソフトで氷河の流動を計測する試作モデルをみせる.

来年度からの「学院・研究院構想」は,学院のほうでは「地球」がとれて昔の環科研にもどったように見えるところがミソなのだろう.昔と違うのは,「環境」という教育項目に対して全学的な院生指導体制をとることができる点であり,文系の協力も視野に入れているんだろう,ということは容易に想像できると思う.

プレスリリースした以上は,いろんなところから関心が向けられることになることは必定.その点では今やホームページは重要な広報手段になった.それに院生集めも重要な目的としてある.新体制がどうなるかを早めにホームページで明らかにした方が良いと思うんだけど,その気配は全くない.研究科広報の方針はどうなっているんだろうか?

実際問題として,様変わりすることが決まっている組織の情報を何事もないかのように掲示し続けるのも誠意あるやり方ではないような気がして,管理者としては随分と気にかかるところなのである.

戦略的なしたたかさからいっても,いち早く手を打つべき項目だと思う.このタイミングでのプレスリリースのねらいがどこにあるのか,今一不明.

やっぱり,大学の主役は学生である.いまどきの学生心理をくみ取ることや,彼らの利益を優先する配慮がもっとあってしかるべきだと思うぞ.


こういうことになりました

院入試口述試験.

来年度の新入生を決める作業が行われているさなかに「学院・研究院」構想の発表.

かつて全国初の「環境」を冠した大学院として発足した前身の環境科学研究科に引き続き,地球環境科学研究科は,またもや他に先駆けて事を始める役回りになった.人柱,露払い,旗振り役,先陣を切る,パイロット事業,なんて言い方もするけど,開拓者は常に矢を受ける宿命にある.そして土地を得るのはいつも入植者たちなのである

現地球環境科学研究科は「地球環境科学研究院」と「環境科学院」になる.学院のほうは旧環境科学研究科の名称が復活したような感じ.学位の名称は修士・博士(環境科学)となるのかな?私は旧のほうの修士・博士(環境科学)だけど,まぎらわしくなるなぁ.

さらなる個人的な注目事項は以下の二つ.

ほくほくFG
New iMac


一次募集試験

入試.台風直撃もそれほど荒れず.蒸し暑い.

試験場は建築学会と重なったため,案内掲示が錯綜し,受験生には気の毒.無事試験場にたどり着けるかどうかも試験されているような感じ.

巨大教養食堂も激混み.開講時にもこれだけ混んでいるのをみたことがない.風雨の中を研究科まで戻る気にもならず,午後の仕事時間も迫っていたため,昼食はあきらめる.

仕事を終えて戻ったら,調理したおかずとご飯が蓋をしてとってあった.心遣いに感謝しつつ,ありがたく頂く.


台風接近

巨大台風が北上中.受験生は無事札幌入りしたであろうか?

明日は北海道に来そうなんだけど,キャンパス北部を行き来する用事があって,風雨の中になるのかと思うとちょっと憂鬱.

フィールドの院生も心配.


geoかbioか

知床取材やら十勝プロジェクトやらで最近気になってきたことがあり,これまで気にはしていたけど手を出していなかった書籍を大枚をはたいて大量に買い込む.

買い込んできた本を読んでいて,気にしていたことの中でGeoscienceの影が薄いことに気づく.と同時に,ますます分からなくなってきた.

唯一思うことは,この講座がEcologyの中でどこまでGeoのことを目指してきたのか,あるいは目指していこうとしているのかってこと.その裏返しは,結局はBioの陣営に取り込まれていくんじゃないかという危惧であり,Geoの母体でもある自然地理学や理学的・第四紀学的領域を研究科の中でどうしていきたいと思っているのか,というビジョンの問題ともつながるのである.


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